21日の東京外国為替市場は、円が売られてドルが買われ、一時、1ドル=81円99銭前後と、4月上旬以来、約7カ月半ぶりの円安ドル高水準をつけた。米住宅市場の改善が前日の米統計で確認されたことに加え、日本の財務省が21日朝公表した10月の貿易赤字額が市場予想よりも大きく、円売りドル買いが進んでいる。
午後1時現在は、前日午後5時時点と比べて70銭円安ドル高の1ドル=81円87〜91銭。「貿易赤字額の大きさに驚いた。輸出の弱さは思った以上に深刻かもしれない」(大手銀行)との声が聞かれた。
対ユーロの円相場は、72銭円安ユーロ高の1ユーロ=104円51〜54銭。一時、6カ月半ぶりとなる円安ユーロ高水準の1ユーロ=105円台を記録した。だが、正午過ぎに、ユーロ圏財務相会合がギリシャ支援の決定を来週以降に持ち越したことが伝わると、急激にユーロが売られ、104円台半ばまで円が買い戻された。