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エンジンとモーターを併用するハイブリッド技術が、作業用の車にも広がり出した。コベルコ建機は、通常機より燃費が4割以上よくなる油圧ショベルを来年1月に発売。先行してきたコマツは量産化に踏み切り、需要拡大が見込める中国やアジアへの売り込み攻勢をかける。
コベルコ建機の油圧ショベルは、宅地造成などに使う重さ8トン級。搭載したニッケル水素電池の電気も動力に使うため、エンジンを低燃費の小型のものにできた。価格が通常機の2・5倍の2530万円もするため、当面の販売目標は年10台。量産化できれば約1500万円まで価格を抑えられる見込みという。
一方、昨年6月に初めてハイブリッド油圧ショベルを発売したコマツは、今年度は9月までに国内で140台を受注。8月から中国で販売を始め、年内に北米市場にも投入する。価格は通常機より5割高い約1600万円だが、平均的な稼働時間が日本の約2倍の中国では燃料節約効果が大きく、数年で元が取れるという。このため、来年度は中国を中心に3千〜3600台の販売を計画。中国で売る20トン級油圧ショベルの半数がハイブリッド機になると想定している。
ハイブリッド技術は、ほかに日立建機や住友建機も油圧ショベルで採用。三菱重工業は10月にフォークリフトで導入した。(小暮哲夫)