22日の東京株式市場は、日経平均株価が一時100円を超える値上がりになり、取引時間中では5月2日以来約6カ月半ぶりに9300円台を回復した。外国為替市場で1ドル=82円台の円安ドル高になったため、輸出企業の業績が良くなるとの期待が出た。
午前の終値は、日経平均が前日終値より96円84銭(1.05%)高い9319円36銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は、同6.87ポイント(0.90%)高い773.88。出来高は10億4千万株。午後1時時点は、日経平均が同103円14銭高い9325円66銭。TOPIXが同7.22ポイント高い774・23。ホンダやキヤノンなど輸出企業の株式が買われている。
22日の東京外国為替市場は円安の流れが続いている。午後1時現在、対ドルの円相場は前日午後5時時点より34銭円安ドル高の1ドル=82円40〜48銭。対ユーロでも同1円11銭円安ユーロ高の1ユーロ=105円84〜92銭。一時1ユーロ=106円台と約半年ぶりの円安ユーロ高水準をつけた。
自民党が衆院選の公約で日本銀行にお金を大量に流し込む金融緩和を進めさせる方針を示すなど緩和圧力が強まり、12月にも日銀が追加緩和に踏み切るとの観測が出ている。緩和すれば円資産の金利が下がるため、円が売られやすくなっている。このため、前日のニューヨーク市場で1ドル=82円56銭になり、約7カ月半ぶりの円安ドル高水準になった。