【上栗崇】欧州系格付け会社のフィッチ・レーティングスは22日、ソニーの長期格付けを3段階引き下げて「BBマイナス」に、パナソニックを2段階引き下げて「BB」とした。21段階のうちソニーが13番目、パナソニックが12番目で、ともに投資に適さない「投機的」な格付けにあたる。
両社にとって、国内外の主要格付け会社から「投機的」とされるのは初めてだ。フィッチは、ソニー格下げの理由について「主要製品で技術的な優位性を失っており、業績回復が遅れる可能性がある」と説明している。パナソニックについては「主要事業の競争力が低下しており、財務体質が改善しない」とした。
今後の格付け見通しも、両社を「ネガティブ(弱含み)」とし、将来的に格下げする可能性もあることを示した。