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穴吹工務店、会社更生法手続きへ 負債は約1509億円

2009年11月24日23時30分

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 マンションの供給戸数で業界トップになったこともある穴吹工務店(高松市)が24日、東京地裁に会社更生法の適用を申請し、同地裁から保全命令を受けた。負債総額は同時に申請した子会社2社との合計で約1509億円。民間信用調査会社によると、全国で今年5番目の規模という。法的処理の申請に先立って同社は同日、取締役会を開き、穴吹英隆社長を解任した。穴吹氏は取締役に退く。

 同社によると、昨秋の金融危機に端を発した景気後退の影響で主力の分譲マンション事業の利益率が大きく低下し、資金繰りが急速に悪化した。24日の取締役会で会社更生法の適用を申請することを決め、朝倉泰雄、池内孝信の両専務が代表取締役に就いた。販売済みのマンションの管理はグループ会社で継続し、販売・建設中のマンション分譲も金融機関などの協力を得て続けたいとしている。

 穴吹工務店は1905年創業。78年から自社ブランドの分譲マンション「サーパス」シリーズを展開。用地取得からアフターケアまで手がける施工・販売一体型の事業で拡大路線を敷き、07年には5037戸を供給して年間供給戸数で業界1位となった。

 しかしここ数年は2期連続で純損益が赤字になるなど業績が悪化。穴吹社長が自分以外の取締役11人全員を解任する議案を11月上旬の臨時株主総会にかける予定だったが、直前に撤回するなど、社内体制も混乱が続いていた。

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