三井物産は24日、保有していた日本航空の普通株を4〜9月、市場ですべて売却したことを明らかにした。三井物産は3月末時点で日航株を1173万株(発行済み株式の0.43%)保有していた。
業績不振で日航の株価は下落を続けており、評価損の発生を避けるため手放したとみられる。ただ、三井物産は昨年、日航の第三者割当増資に応じ、大手商社では最大の200億円の優先株を引き受けた。今後も貨物事業などで協業していく方針は変わらない、としている。
こうした大株主の売却の動きが伝わり、24日の東京株式市場で日航の株価は一時、前週末より10円安い85円まで下落した。終値は87円で、ともに上場来安値を更新した。