25日の東京債券市場で日本国債が売られ、長期金利が上昇した。ドイツが発行した国債が不人気だったため、日本の国債にも影響すると心配され、長期金利の代表的な指標とされる新発10年物国債の流通利回りは年1.030%に上昇(債券価格は下落)し、約1カ月ぶりに1%台をつけた。
終値も年1.030%で、前日の終値から0.035%幅上がり、終値としては10月31日以来の高い利回りになった。
ドイツ政府が23日、借金のために発行した国債の入札で、一部買い手がつかない「札割れ」が起きた。ユーロ圏内でも経済や財政基盤が最も安定しているドイツの国債が札割れしたため、「巨額の借金を抱える日本にとって、対岸の火事ではないという連想がはたらいた」(大手生保エコノミスト)という。