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2012年11月27日19時54分

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中部電力社長、値上げ否定 「1日でも長く料金維持」

 中部電力の水野明久社長は27日の定例会見で、「全社を挙げた経営効率化を進めており、1日でも長く現行の料金水準を維持するよう努める」と当面は電気料金を値上げしない考えを改めて示した。関西電力、九州電力と相次いだ値上げ申請には、「個社の判断でやること」と、一線を画した。

 中電は浜岡原発(静岡県御前崎市)が停止中。再稼働の前提になる津波対策を進めている。原発は、火力などに比べて発電にかかる燃料費が安く、停止状態が続けば、収益を圧迫する。中電は2013年3月期は前期に続き純損益での赤字を予想している。だが、水野社長は、「いまは津波対策を実施中で、状況に変化はない」と当面の値上げを否定した。

 一方で、電気料金を値上げした東京電力が社員の平均年収を下げ、値上げ予定の関西電力、九州電力も社員の給与を減らす意向だ。これに対して水野社長は、「現時点で人件費を抑制することは考えていない」と述べた。配当も「非常に厳しい収支状況だが何とか継続していきたい」という。

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