【ブリュッセル=野島淳】欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合は27日未明(日本時間同日午前)、財政危機のギリシャに対して計437億ユーロ(約4.6兆円)の融資を決めた。ギリシャの抱える政府債務(借金)の返済負担を減らす方法で合意。凍結していた融資を再開することになった。
当面はギリシャが資金繰りに行き詰まることはなくなる。ただ、深刻な景気悪化のなかで、新たに決まった計画を守って、ギリシャが借金を返していけるかどうかは分からない。
今回の融資は、今春決まった総額1300億ユーロの2次支援の一部。ギリシャの財政緊縮策の策定が遅れたことなどから、6月から凍結していた。年末までに予定していた分と合わせ、来月13日以降に融資する。