28日の東京株式市場は、日経平均株価が5営業日ぶりに下落した。終値は前日より114円95銭(1.22%)安い9308円35銭。
米財政問題に対する懸念から前日の米国市場が下げた流れを引き継ぎ、日経平均も値を下げて取引が始まった。衆院解散の方針が発表されてから前日までに750円超値上がりしたことも加わり、いったん利益を確定するための売りが出た。外国為替市場で円安が一服したことを嫌気した売り注文も出て、東京証券取引所第1部上場の33業種ほぼすべてが値下がりした。
東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の終値は、同10.21ポイント(1.31%)低い771.39。出来高は17億3千万株。
一方、債券は買われた。10年物日本国債の流通利回りは前日比0.015%幅低い0.715%に低下(債券価格は上昇)。03年6月以来、9年5カ月ぶりの低水準となった。