電力10社の来年1月の電気料金は、12月と比べて4社で6〜18円値上がりし、6社で22〜93円の値下がりになる。各社が29日、発表した。火力発電の燃料のうち、原油の輸入価格は上がったが、天然ガスは大きく下がり、ガスの発電所があるかどうかで差が出た。
月々の料金が変わるのは、燃料価格の値動きを自動的に料金へ反映させる「燃料費調整制度」によるものだ。1月の料金に反映される8〜10月の輸入価格は、12月の料金の分と比べ、原油が2.9%上がったが、液化天然ガス(LNG)は5.1%、石炭は1.3%下がった。
大手都市ガス4社の1月の料金も、天然ガス価格が下がったことで63〜99円の値下がりになった。
一方、関西電力や九州電力、四国電力が検討している値上げは、この調整制度によるものではなく、月々の電気代の「基本料金」にあたる「料金単価」そのものを上げるというものだ。