【ロサンゼルス=畑中徹】29日のニューヨーク株式市場では、大企業で構成するダウ工業株平均が値上がりした。終値は前日より36.71ドル(0.28%)高い1万3021.82ドルとなり、4営業日ぶりに1万3千ドルの大台を回復した。
減税の打ち切りと歳出の削減が重なる「財政の崖」問題で、野党の共和党幹部が「進展がみられない」と発言すると、一時は前日終値を下回った。一方、与党の民主党幹部が「年内合意できる」と発言したことが伝わると、ダウ平均は値上がりに転じた。「しばらくは、米議会幹部の発言に株価が左右されそうだ」(米アナリスト)とみられる。
ハイテク株が中心のナスダック市場の総合指数は、前日より20.25ポイント(0.68%)高い3012.03と、3千の大台を回復した。