経済産業省が30日発表した10月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)の速報値は前月比1.8%増の88.1となり、4カ月ぶりに上昇した。基調判断は「低下傾向」で据え置いた。
業種別では全16業種中、8業種が前月比で上昇、7業種が下落し、1業種が横ばいだった。生産は若干回復したが、低水準にとどまっている。足を引っ張ったのは、3カ月連続のマイナスとなった情報通信機械。デジタルカメラが前月比5.4%減と4カ月連続で減り、ノートパソコンも同11.9%減となった。
電子部品・デバイスは同14.7%増。中国などアジア向けのスマートフォン用部品が堅調だった。再生可能エネルギーを固定価格で買い取る制度が追い風になり、太陽光発電の部材は同33.8%増となった。