2011年最後の取引となった30日の金融市場は、欧州の政府債務(借金)危機が深まるのではないかという不安に包まれたまま終わった。外国為替市場では、欧州の共通通貨「ユーロ」が10年半ぶりに1ユーロ=100円を割り込んだ。株式市場では、日経平均株価が年末としては29年ぶりの安値で取引を終えた。
ニューヨーク外国為替市場でユーロが売られ、一時1ユーロ=99円85銭近辺をつけ、約11年ぶりにユーロの最安値をつけた。ユーロが現金として出回るようになった02年以降では最安値となり、初めて100円を割った。これに先立つ東京市場でも一時1ユーロ=100円25銭をつけ、現金として出回ってからの東京市場での最安値になった。