2008年10月29日
アレキサンドリアの海辺
結局、一番クレオパトラに似てた?人
真志喜由美マネージャー
佐藤敏光ムービーカメラマン
スチールカメラマンの盛長幸夫
エジプト第2の都市・アレキサンドリア(人口411万人)。街の正面には青く広がる地中海、一年を通しての穏やかな気候。浜辺に佇んで打ち寄せては引き、引いてはまた寄せる波を見ていると、フとあの有名な彼女のことを思い出した。
プトレマイオス朝最後の女王・クレオパトラ。2000年も前、世紀の美女と呼ばれたクレオパトラも、きっとこの同じ海を見ていたに違いない。
10月27日(月曜日)。朝方に雨、以後曇り。出発までの準備期間、滞在するホテルは二つ星の安ホテル、一泊200エジプトポンド(約4000円)だが、値段のわりに部屋は広いし、朝飯も結構いい。オフシーズンということも、あって僕たち以外の客は数名程度。レセプションの人もガードマンもあまりの暇さに眠気顔だ。
雨のやむのを待って、砂浜に行って日本から持参の通信機材のチェック、キャンプ道具の買い出しなど明日の出発を前に大忙しだ。
今回のメンバーは僕のほか、
・フランスからやって来た冒険家の友人チェリー・レバルション(65歳 アフリカ旅行歴83回目 ドライバー)
・ジャンポール・ファビエール(60歳 パリーダカのアシスト経験12年 メカニック)
・日本人映像カメラマンの佐藤敏光(49歳 ヨーロッパ経験23年)
・スチールカメラマン盛長幸夫(56歳 モタースポーツを中心にプロ暦30年)
・紅一点マネージャー役の真志喜由美(30歳 国外への音楽留学経験豊富)
の総勢6名である。
これに、途中から元気村の子供たち(ケニアで参加)やボランティアでお手伝いをしてくれる友人(ダグラス・ボラー氏 カヤック/自転車名人のアメリカ人)、本チームの総大将・松下隆(WHO「運動器の10年」日本運営委員長 帝京大教授)などがケニアやナミビアなどで加わって、医療の現場を訪ねたり、政府機関にWHOのキャンペーンへの参加を呼びかけたり、様々な活動をしながらハラハラ・ドキドキ長く楽しい旅をする。
ルートはエジプト→スーダン→エチオピア→ケニア→タンザニア→マラウィ→ザンビア→ボツワナ→ナミビア→南アフリカの10カ国を縦に貫く2万1000キロの旅。さて、一体どうなることやら。
で、一日中街を歩きながら、あのクレオパトラに似ている人を捜したのだったが、それらしい「これぞ!」という人には出くわせなかった。

かざま・しんじ。冒険家。1950年、山梨県出身。85年、バイクでエベレスト登攀、標高6005mの世界記録樹立。87年、バイクによる北極点到達。92年、バイクによる南極点到達。いずれも史上初。ほかバイクによる冒険、レース参加等多数あり。88年より『地球元気村』(その後NPO法人化)を運営。全国各地をフィールドに自然を軸とした地域づくり・人づくりに取り組んでいる。
主な著書に『地平線への旅』(文芸春秋)、『2DKと大自然』(大和出版)、『10万回のキャスティング』(インフォレス)など。