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風間深志のオーストラリア自転車横断

 冒険家の風間深志が自転車でオーストラリアを横断しました。体に障害を持つ3人のメンバーやサポートの医師らとともに、西のパースから東のシドニーまで5000キロ余、約2カ月間のキャラバン。各地で外傷医療の現場をリポートし、治療やリハビリの重要性を訴える旅でもありました。

オーストラリア横断隊 スタッフ一覧
隊長
風間深志
どこまでも続くデッカい青空の下で、人も動物も生存のために「真剣勝負」でした。自然を背景にすると、そこに映し出される者の生き方の輪郭がハッキリと見えてきます。 [全文]
隊員
サキ
成田で初めてメンバーと顔を合わせ、2カ月間も大丈夫かしら?と一抹の不安を覚えた私。でもオーストラリアの大自然に圧倒され、そんなことはどこ吹く風となりました。 [全文]
隊員
テツ
花の香りに疲れを忘れ、羊の鳴き声に元気づけられ、カンガルーやエミューに驚かされ、南十字星に明日へのエネルギーをもらい、現地の人の優しさに勇気づけられ…… [全文]
隊員
マサ
最後まで走れるのか?身体はもつのか? 不安だらけの出発。そして今思い返されるのは、大陸の大きさと自然。雨、ひょう、向かい風、146kmのストレ−ト、上り坂…… [全文]
サポート
渡邉義孝
16日間、サポートドクターとして参加しました。どんなメンバーかと思っていたら、元気で活動的な障害者3人と、いつでも少年のような眼差しを持った風間さんでした。 [全文]
サポート
正田悦朗
セデューナからアデレードまでの800キロに同行しました。セデューナという町は、飛行場のターミナルが田舎の駅ぐらいの大きさで、大変な所へ来たなという感じでした。 [全文]
サポート
生越章
メルボルンまで10日間を同行しました。アルフレッド外傷センターでは、その理想的な救急システムに衝撃を受け、日本にも同様なシステムが必要であることを痛感しました。 [全文]
サポート
竹中信之
参加して感じたのは「人間の強さ」。メンバー4人は、それぞれが抱えている問題と闘い、傷ついた体と心を癒しながら、さらにそれをバネに何とか前に進もうとしていました。 [全文]

写真 総指揮
松下隆 帝京大医学部主任教授・整形外科

ダイアリー 一覧

プロフィール

風間深志

かざま・しんじ。冒険家。1950年、山梨県出身。85年、バイクでエベレスト登攀、標高6005mの世界記録樹立。87年、バイクによる北極点到達。92年、バイクによる南極点到達。いずれも史上初。ほかバイクによる冒険、レース参加等多数あり。88年より『地球元気村』(その後NPO法人化)を運営。全国各地をフィールドに自然を軸とした地域づくり・人づくりに取り組んでいる。

 主な著書に『地平線への旅』(文芸春秋)『2DKと大自然』(大和出版)『10万回のキャスティング』(インフォレス)など。

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