【スペック】
全長×全幅×全高=4560×1780×1645mm/ホイールベース=2615mm/車重=1480kg/駆動方式=4WD/2リッター水平対向4DOHC16バルブ・ターボインタークーラー付き(230ps/5600rpm、32.5kgm/2800rpm)/価格=281万9250円(テスト車=320万7750円)
2007年12月にフルモデルチェンジを果たした「フォレスター」。「インプレッサ」のコンポーネンツを活用したスバル期待のSUV。新型のターボモデルでその走りを試す。
■スバルの挑戦
3代目に生まれ変わって、「フォレスター」はすっかりSUVらしくなった。
初代、2代目は、少し背の高いワゴンというか、少し背の低いSUVというか、いずれにせよ、ワゴンでもない、SUVでもない、“クロスオーバー”なんて言葉で括られる、流れから少しはみ出した存在だった。案外そのユニークさに魅力を感じていたユーザーは多いはずなのに、その個性派を一転して、「トヨタ RAV4」や「ホンダCR−V」と同じ土俵に立たせてしまうのだから、スバルも思い切ったことをするものである。
背景にはクロスオーバーの草分けともいえる「レガシィ・アウトバック」と性格がダブることや、最大のマーケットである北米でコンパクトなSUVに関心が高まっているといった事情があるようだ。飽和状態の日本のSUV市場で、果たしてその選択が吉と出るか凶と出るか、予想は難しい。
ただ、試乗してみると、基本的なところはしっかりできているし、ベースとなった「インプレッサ」を凌ぐ部分が見つかるなど、なかなかの仕上がりなので、このクラスのSUVを検討中の方は、候補のひとつに加えておいて損はないと思う。