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地下足袋、これもレースの必需品!?

2009年6月7日

  • 筆者 明嵐正彦

写真地下足袋は、最高のパフォーマンスシューズ写真かばんは、カッティングシートや配布用のポストカードでいっぱい

 今は6日夜。明日からの旅の支度をしています。前回お話ししたように、カッティングシートや配布用のポストカードだけで、ものすごい量です。これにシートを貼るための道具やカッターナイフ(手荷物はマズいですからね)、チーム支給の各種ウエアも持って行きます。ウエアはカッティングシートをかばんに入れる際の保護用に使います。

 さらに最高のパフォーマンスシューズといえる地下足袋(これね、浅草の祭り用品屋にある安物ではなくて、お台場のヴィーナスフォートにあるSOU・SOUって和装雑貨店でいつも買うのよ)のスペア、それに伴い2本指か5歩指の靴下多数、カップめん5個、せんべいをかばんに詰められるだけ! 入れて、体重計で重さを確認しておきます。

 航空会社にもよりますが(それ以上にチェックインカウンターの人の性格によりますが……)、エコノミークラスで持ち込める荷物は20kgまでとされていますが、あくまで私の経験では大体23.5kgぐらいまではセーフ、それ以上はチャージをとられると覚悟しましょう。私は人当たりが良いので、たぶん25kgまでは大丈夫なはずです。(笑)

 で、フランス・パリのシャルルドゴール空港から乗る予定の高速鉄道(TGV)の時刻表をチェックすると、何と! 我々が到着する日曜日の18時半以降は、ル・マンに止まるTGVがないではないですか! ヒェー!

 何か別の手段でパリ・モンパルナス駅まで行かないと、ル・マン行きのTGVに乗れないですね。空港からエールフランスのバスか、鉄道を乗り継ぐか、ま、私はレーシングドライバーの山岸選手と一緒に行くので、彼のフランス語能力に任せようと思っています。

 さて、我々のレースチーム「Team JLOC」ですが、すべて則竹功雄代表の指示のもと統率されています。私は参謀と言うか太鼓持ちと言うかそんな感じで、もう16年以上、一緒にレースをやっています。

 則竹ご夫妻とはプライベートでも20年以上のお付き合いで、大変お世話になっています。でも、お互い家族のような関係で、何でも遠慮なく言い合えるところがいいのだと思います。則竹代表は、楽しくなければレースをする意味がないという考え方で、私も100%賛成です。だからサーキットでは真剣にレースをし、夜はドライバーも一緒に楽しくお食事会というスタイルは、チーム創設以来ずっと変わっていません。

 食事会の後はドライバーは早く休んでもらって、代表夫妻と私は私が泊まるホテルの部屋へ移動し、チーム内ではもはや伝説となっているスナック「め」が開店します。ここで一杯飲みながらバカッ話をするのが楽しくて楽しくて、レースウイークは毎日続きます。と言いながらもこのスナックでは、酔っぱらった勢いでけっこう重要な事が決定したりするから、このミーティングは必要不可欠なんですね。

 ドライバーも16年間で色々変わりましたが、選手たちが口をそろえるのは、居心地がいいチームって言うことですね。チームにとってドライバーはパーツ扱い、つまりより速く確実なヤツがいると、すぐ交代となってしまう世界が常識です。しかし、ウチのチームは浪花節感覚がまだ残っていますからね。

 明日の成田が早い時間帯なので、そろそろ寝ることにします。

プロフィール

明嵐正彦(めあらし・まさひこ)

JLOC(日本ランボルギーニオーナーズクラブ)広報と、スーパーGTレースはTeam JLOCマネージャー兼、87号車の監督を務める。JLOC公式サイトも制作・管理している。自動車雑誌「GENROQ」元編集長だけあって、スーパースポーツカーに関しては世界的レベルの専門家。数十万円掛けたマウンテンバイクで、浅草界隈を毎日走るのが目下一番の趣味。 JLOC公式サイト http://www.jloc-net.com/

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