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2台態勢で参戦 〈アジアン・ル・マン参戦記1〉

2009年11月13日

  • 筆者 明嵐正彦

写真チームのピット。1台分のスペースしかなく、後ろにテントを張って「縦列駐車」に

 私たち「Team JLOC」は、今年から始まるアジアン・ル・マンシリーズに、来年のル・マン24時間レースの参戦権を獲得するため参戦することになりました。少し前の話になりますが、番外編として、その模様を何回かにわたってお伝えします。

 このシリーズは本来、岡山と上海で開催され、500kmレースを各2レース行って、計4レースの総合ポイントにより、各クラス1位のチームが来年のル・マン出場権を得るというものでした。しかし、上海大会が中止となり、今回岡山での2レースとなったのです。

 Team JLOCは、岡山国際サーキットで10月5日と22日の2回、ムルシエラゴRGT-LM2台を持ち込み、入念にタイヤのテスト走行とセットアップを実施しました。ここでのLMGT1クラスのコースレコードは、06年に行われたJLMC(ジャパン ル・マン チャレンジ)でウチのムルシエラゴRGT-LMが出した1分29秒493です。テストではこれを上回るタイムを記録できました。

 今回、TeamJLOCは、スーパーGTに参戦している66号車とは別のムルシエラゴRGT-LMを使用し、2台態勢で参戦します。ドライバーはル・マンで今年使用したゼッケンそのままの68号車に山西康司、坂本祐也選手。69号車には井入宏之、余郷敦選手がそれぞれ選ばれました。

 LMGT1クラスには、スーパーGTでGT500クラスに参戦中のアストンマーティンDBR9、そしてフランスのチームがサリーンS7Rをエントリーしています。どちらも速いので予断を許さない状況です。

 レースは500km、または3時間で打ち切られ、1位10ポイント、2位8ポイント、3位6ポイント、4位5ポイントが得られ、土曜日の第1レース、日曜日の第2レースの総合ポイントで争われます。同ポイントの場合は第1レースの成績が優先されるルールです。レースの主なスケジュールは以下の通りです。

 10月29日(木) 公開車検/装備品検査

 10月30日(金) 監督&ドライバーズブリーフィング、練習走行、予選

 10月31日(土) 午前:ウオームアップ走行 午後:第1レース、表彰式

 11月1日(日) 午前:第2レース、表彰式、シリーズチャンピオン表彰式

 我々にとって最も深刻な問題は、ピットがひとつしかないことです。同時開催のWTCC(世界ツーリングカー選手権)との関係でピットが確保できず、2台で1ピットということになったのですが、ウチ以外はライバルも含め1台1ピットなので、これはピットの狭い岡山国際サーキットではかなり不公平です。

 でも、ないものはないので仕方ありません。で、どうしたかというと、ピットの後方にテントを立てて縦列駐車っていうことになりました。レース中もそうですがメンテナンス等にもかなり不自由です。(つづく)

プロフィール

明嵐正彦(めあらし・まさひこ)

JLOC(日本ランボルギーニオーナーズクラブ)広報と、スーパーGTレースはTeam JLOCマネージャー兼、87号車の監督を務める。JLOC公式サイトも制作・管理している。自動車雑誌「GENROQ」元編集長だけあって、スーパースポーツカーに関しては世界的レベルの専門家。数十万円掛けたマウンテンバイクで、浅草界隈を毎日走るのが目下一番の趣味。 JLOC公式サイト http://www.jloc-net.com/

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