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復活アルファロメオ ジュリエッタ、2車種を乗り比べ

写真アルファロメオ ジュリエッタ 「コンペティツィオーネ」

写真アルファロメオ ジュリエッタ 「クアドリフォリオ ヴェルデ」

写真スポーティーな雰囲気の運転席

  約30年ぶりに復活した、アルファロメオの往年の名車「ジュリエッタ」。1954年にデビューし、流麗なスタイルの小型スポーツカーとして人気を博し、77年には2代目が発売された。3代目となる今回の「ジュリエッタ」は実質的には「147」の後継と位置づけられる。日本で販売されるのは1.4リッターターボの「スプリント」「コンペティツィオーネ」と1.75リッター直噴ターボの「クアドリフォリオ ヴェルデ」の3種類。今回、「コンペティツィオーネ」と最上級の「クアドリフォリオ ヴェルデ」に試乗した。

  フロントマスクはアルファロメオ伝統の盾型グリルを採用し、精強さを感じさせるデザイン。5ドアハッチバックだが、後部ドアのハンドルをウインドー後部に隠すように配置しており、一見すると3ドアクーペのようなサイドビューだ。

 まず試乗したのは「コンペティツィオーネ」。ベースモデルの「スプリント」をよりスポーティーに強化したモデル。タイヤサイズを16インチから17インチにサイズアップし、ブレーキ機能などを強化している。足回りはちょっと堅めで、コーナーでもしっかり踏ん張る印象だが、下から突き上げる不快な衝撃は感じない。ヨーロッパの石畳の多い街中をキビキビ走るのに合っているのだろう。室内も昨年の試乗会で乗った弟分のMiToに比べ、ゆったりとして圧迫感は感じない。

  次に乗ったのはイタリア語で緑の四つ葉のクローバーを意味する「クアドリフォリオ ヴェルデ」。世界中のレーシングコースで戦ってきたブランドだ。「コンペティツィオーネ」の1.4リッターターボエンジンが170PSなのに対し、1.75リッター直噴ターボは235PSを発揮する。パワーの違いは一目瞭然で、慣れないMTでもぐんぐん加速する。「コンペティツィオーネ」の方は急坂ではちょっと息切れする感じだったが、こちらはそんなことはない。乗っていて楽しい車だが、今のところ日本で発売されるのはMT仕様のみ。パドルシフトのセミATがあれば、もっとスポーティーな走りが楽しめるように思った。ギアシフトがどうしてもやりたい人はともかく、F1やランボルギーニも今やATなのだから。

 環境や燃費を気にして街中を乗るなら「コンペティツィオーネ」、よりスポーティーにドライビングを楽しみたいのなら、「クアドリフォリオ ヴェルデ」といったところだろうか。両車の価格差は30万円。エコカー補助金が適用されればさらに10万円広がる。

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