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東京モーターショー2009

外車メーカー、販売促進イベントに力 存在感の低下避ける

2009年10月17日

写真横綱の白鵬関も招待された独アウディのパーティー=8日、東京都内

 外車メーカー各社が、販売促進イベントの開催に力を入れている。大半が2年に1度開かれる国内最大の自動車の祭典「東京モーターショー」の常連だったが、世界的な販売低迷で24日から一般公開される今回のショー参加は経費削減などを理由に見送り。日本市場での存在感の低下を食い止める狙いだ。

 独アウディが8日、都内で開いた新型SUV(スポーツ用多目的車)「Q7」の披露パーティー。ドライアイスの煙があふれる会場で、ドミニク・ベッシュ日本法人社長が「初雪の路面こそが性能を発揮できる格好の状況。特別に雪を降らせました」とあいさつした。歌手河村隆一さんのコンサートもあり、直営店の顧客ら約400人を集めた。

 アウディは3月に東京モーターショー不参加を表明。一方で、今年に入りこうしたイベントの開催回数を増やしている。ショーに参加すると、出展規模にもよるが「コンセプトカー開発費も含めると10億円近い費用がかかる」(関係者)とされる。ベッシュ社長は「不参加は世界的不況の中での苦渋の決断だった。参加予算の一部でイベントを積極的に行っている」と話す。

 独メルセデス・ベンツは今月上旬、最高級セダン「Sクラス」のハイブリッド車の試乗会を大阪と名古屋で開いた。東京以外で、10台を超える試乗車をそろえたのは初めてという。米クライスラーは4月からジープの試乗会を全国8カ所で開催。ショーにあわせるように今月24、25日に東京・台場で、締めくくりの試乗会を開く。米ゼネラル・モーターズ(GM)も11月、横浜市で新車試乗会を催す。

 今月23日、東京都内でシンポジウムを開くのは、独フォルクスワーゲン。独本社の次世代技術の開発担当者らが、同社が考える未来のクルマ社会や環境技術の投入計画を説明する。「モーターショーに出ない分、技術力をアピールしたい」(広報)という。(大日向寛文)

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