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東京モーターショー2009

内燃機関へのこだわり マツダ清(きよら)

2009年10月21日

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マツダ清(きよら)  クリックすると拡大します
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マツダ清(きよら)  クリックすると拡大します
SKY−Gエンジン(左)とSKY−DRIVEミッション
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【主要諸元】マツダ清(きよら)
全長×全幅×全高 3,770×1,685×1,350mm
定員 4名(2+2)
エンジン 直噴 1.3L SKY-G
変速方式 6速AT
ボディ形式 3ドア・ハッチバック 右ハンドル
タイヤサイズ 215/45R18

 ハイブリッドや電気自動車ばかりに注目が集まる最近のモーターショー。「内燃機関はもう大きな進歩はないのではないか、と思われている。でも、技術者として、あえて内燃機関の究極を追求したい」と、マツダの羽山信宏取締役は強調する。マツダ清(きよら)は、ガソリン車ながらリッター32キロの燃費を実現した異色の「エコカー」だ。

【動画で見る】マツダ「清」

 この燃費は10・15モード値で、2015年ごろまでに市場投入する市販モデルでも、リッター30キロ以上の燃費をめざしている。そうなると、現行のホンダ・インサイトなどハイブリッド車と遜色ない数字になる。

 低燃費に大きく貢献したのは、新開発の1.3L直噴エンジン「SKY−G(スカイジー)」。吸排気、冷却、摩擦、機械抵抗といったガソリンエンジンの全行程を一から見直し、エネルギーの損失を最小限に抑える徹底的な効率化を図った。ほぼ同サイズの小型車「デミオ」に比べ100キロ以上の軽量化を図り、新開発の6速ATトランスミッション「SKY−DRIVE(スカイドライブ)」も燃費に貢献している。

 減速時のエネルギーを利用する「回生ブレーキ」の機能も搭載している。フットブレーキやエンジンブレーキで発生する運動エネルギーを使って発電し、電気エネルギーとして回収してバッテリーに充電する。マツダ清はハイブリッド車ではないが、これによりエンジンが発電のためにオルタネーターを駆動する負荷が大幅に減り、燃費改善に役立つという。アイドリングストップ機能も盛り込むなど、燃費のためにできることは何でもやった観がある。

 高価なバッテリーやモーター、ジェネレーターなどを積み、複雑な機構になりがちなハイブリッド車に対し、シンプルなガソリン車は明らかにコスト面で有利。ハイブリッドで遅れをとったマツダの巻き返しなるか、注目の1台になりそうだ。

 (アサヒ・コム編集部)

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