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東京モーターショー2009

前後左右に自由自在 ホンダの電動一輪車「U3―X」

2009年10月23日

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 ホンダブースでは、前後左右に自由に移動できる電動一輪車の試作機「U―3X」のデモが注目を浴びていた。

【動画で見る】ホンダU3―X

 「U3―X」は高さ65cm、重さは10kgほどで、数字の「8」のようなデザイン。リチウム電池で2つのモーターを駆動し、最高速度は時速6km、約1時間の走行が可能だ。足を掛けるベダルといすを開いて座り、移動したい方向に身体を傾けると、滑らかに動き出す。

 「U3―X」の一輪走行は、ロボット「ASIMO」のバランス制御技術と、全方位に車両を動かす車輪機構「HOT Drive System」の2つの技術で実現した。

 「U3―X」を開発した本田技術研究所基礎技術研究センターの真木浩司さんは、「我々技術者が『ASIMO』の開発を行う中で、人と調和できる乗り物ができないかと考えた」。

 一輪でバランスをとる原理は「人が竹帚(たけぼうき)を手のひらにのせてバランスをとっているようなもの」。U3―Xに乗っている人が前に傾くと、倒れないように車輪が動いてバランスをとる仕組みだ。

 乗り心地は「勝手にバランスをとってくれるバランスボールに乗っている感覚。自分が行きたい方向にボールが勝手に動いていくイメージです」。

 今後について、真木さんは「まだまだ技術の原理証明をしたレベル。これから応用先も含めて研究開発を続けたい」と語る。

 U3―Xの商品化の予定は無いという。(アサヒ・コム編集部)

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