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「魅惑のヒップライン」
<2004年1月3日、駐車場にて・渡邊康児さん撮影> 我が愛車は、ビートル(カブトムシ)で知られるフォルクスワーゲンTYPE−1です。手元に来たのは2003年8月ですが、1956年に当時の西ドイツで生産された車で、既に「骨董品」の域に達しております。この当時のビートルの特徴は、楕円形のリア(後方)・ウインドー。愛好家の間では、通称「オーバル(楕円形)」と呼ばれ、リア・ウインドーとボディとのバランスが絶妙で「ビートル史上で最も美しい後姿」とファンも多い年代の車です。 購入にあたり周囲の人々は、「車の素人が古い車に手を出すと、必ず苦労する」と口を揃え反対。しかし、ビートルの後姿にすっかり魅了されていた私は、そんな周囲の反対を尻目に、購入を強行しました。ボディが綺麗にレストアされていたこともあり、見た目には新車同然でした。しかし、楽しいカーライフが始まると思ったのも束の間、1ヶ月もしないうちに、トラブル続出です。アクセルワイヤーが外れ走行不能、雨の日にワイパーが不動となり視界は最悪、高速道路での原因不明のエンジンストップ・・・。この車はまるで、自動車の知識の乏しい私が所有者になることを拒んでいるようでした。 実は、そんな苦労は今も続いております。しかし、それでもなお、この車には「車の運転」を楽しませてくれるテイストが盛り沢山なのです。現代の車には使われなくなってしまった「三角窓(エアコンの無い時代はサイドの三角窓が風取窓として活躍していました)」からは心地よい風、「空冷4気筒エンジン(空冷エンジンはビートルの特徴の一つと言える)」からは体に響く排気音etc。さらに、休日にメンテナンスをしていると、近所のオヤジさんたちから、「懐かしいねぇ」などと声をかけられたりと、車を介したコミュニケーションも楽しみの一つとなっております。
<クルマ情報>フォルクスワーゲン ビートル・TYPE−1 |
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