妻よりも長く過ごした君…
<2007年2月・台湾・高雄市・旗津、芳村嘉哲さん撮影>
4年前に「台湾で人気の『赤』」という題名で投稿に取り上げていただいた者です。日系企業で3年、台湾企業で4年半の勤務、計7年半にわたる長期の台湾滞在でしたが、家族とも相談し、この生活に一区切りをつけ、3月に日本へ帰国し、新たな生活にチャレンジすることにしました。 7年半もいた台湾という国は、私にとっては、もはや第2の故郷とも言える土地です。台湾の企業に勤務中の4年半もの間、この車が、まさに私の「足」となりました。 往復150kmの距離を毎日通勤、休みの日のレジャー活動も私と行動を共にしました。妻の帰省時には片道200km以上も走ることもありました。(でも、一度に一番長く走った距離は、台湾の南北部を日帰りで往復、という強行軍!多分800kmは超えていたと思います)日本ではまず考えられない走行距離ですが、4年半で16万キロを走破しました。 事故も数回体験。タイヤも含めた部品も、各部分を老朽化もしくは使いすぎ、ということで、交換も数知れず。また、台湾ならではの強烈な台風や豪雨も経験。さらには、路上駐車中にカーステレオの部品が盗まれた、ということもありました。 極めつけは、今回車を売却する前日に名義変更を行うために役所に行こうとした際に、駄々をこねるようにバッテリーが切れてしまい、交換するというトラブル。結局、名義変更の手続きは翌日に延期せざるを得ず、この車自身が私との別れを惜しんでいるかのようでした。 妻が台湾の人間である以上、これからも台湾との関係は続いてゆきますが、ある意味、妻といる時間よりもずーっと長い時間を共にしてきたこの車に別れを告げるのは、本当に辛かったです。 幸いにも良い買い手が見つかり、きれいにつかっていただけそうで一安心です。これからは、新しい持ち主のために精いっぱい尽くしてほしいと思います。 日本での生活においては、これほど車と密接した生活は送れないでしょうが、もしもまたマイカーを持つ機会があれば、良い付き合いをしたいです。 こんな思い入れの強い車にまた出会えることを、楽しみにしています。 <クルマ情報> 三菱 LANCER VIRAGE io1.8 |
ここから広告です 広告終わり 一覧企画特集
アサヒ・コムSHOPPINGここから広告です
広告終わり どらく
鮮明フル画面
朝日新聞社から |