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ボローレル

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<2006年6月・鹿児島県の自宅にて、井上裕樹さん撮影>
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 都会生活に憧れを抱き、首都圏への就職に舞い上がっていたところ、配属先は、最寄駅まで徒歩30分もかかる神奈川県の山の中。そんな時、社員寮の同期が乗っていたのが平成4年式、日産ローレル。


 当時、すでに11歳の誕生日を迎えようとしていた彼女は、いたるところにほころびが。 水よけ用ゴムシールの破損を広げてしまうため、右後方のドアは開閉禁止。また、後方の窓は、パワーウインドウが未修理で、約3ミリの隙間を残して停止したまま。友人が後部座席で居眠りをした際によだれを垂らしてしまったのが原因ともっぱらの噂だった。


 数々のほころびが重なり、ついに愛称は「ボローレル」に。


 そんなボローレルが、同期の車買い替えと同時に、私の元にやってきたのが平成16年10月。それからは、交通が不便な社員寮で、毎週の買出しのお供から、運転中に熱唱してしまう私の唯一の観客にまでなってくれました。


 ですが、さすがは高級車の血筋。愛称とはうらはらに、乗り心地は抜群で、友人達との小旅行の度に大活躍してくれました。


 そういった思い出にあふれたボローレルも、昨年、私の引越しとともに、他の友人の手に渡りました。


 すでに14歳を超え、車としてはかなりの高齢ですが、今でも新しいオーナーをいろいろなところに、快適に連れて行ってくれていることと思います。


 そして、時には私のことも思い出していてくれるかなぁ、などとと期待しています(笑)。




アサコ

 まだまだ現役で活躍しているんですね!さすが日本車、頼もしいですね。輸入車試乗会以来、輸入車に傾いていたアサコですが、日本車もいいなぁ…。がんばれ、ボローレル!


<クルマ情報> 日産 ローレル


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