枝垂桜と桜尻
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<03年4月、六甲山麓にて、兵庫県・船本洋さん撮影>
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黒いボンネットに映える桜の花も捨てがたいのですが、BMW330(E46)カブリオレのお尻が気に入っています。「桜尻」に特に意味はないのですが、中華の「桃饅頭」や世に言う「桃尻」のようななまめかしさ(?)ではなく、すっきりと潔い後姿が、「桜」かな?と。
最後に乗った日本車は初代ソアラ。あの頃は、むしろナショナリストでした。当時のソアラのカタログは、アウトバーンで撮影されていて、「もう、ドイツ車に学ぶものはない。」という決別のメッセージにも思えたものです。でも留学先(旧西ドイツ)で出会ったBMW318の、走る・曲がる・止まるのすべてに高い完成度に驚かされ、クルマ文化の奥深さに目覚めさせられました。
さらに時は流れ、『中年も1度は乗りたいオープンカー♪』の夢をかなえたのが、BMW325(E36)カブリオレ。これに5年乗り、次に選んだのが、今の330カブリオレです。パワフルでエレガント、惚れ込んでいます。妻の愛車もBMW525(E39)。前の車BMW325(E30)は10年乗ったのですが、家族が増えて、泣く泣く手放したこともあり、今の2台は、子供が運転するようになっても乗っていたいね、と語り合っています。
妻の325が525に代わったとき、「ベム子」が「ベムクイン」(BMW:ベー・エム・ヴェーから付いた安易な愛称)に進化したんだよね(ママの愛車はポケモンか?)、と、意外にあっさり納得した子供たちが、ハンドルを握るまで、あと5年少々。今度こそ最後まで付き合うぜ!
文章内にでてくるBMWは5台!相当惚れ込んでいるのですね。BMWへの家族愛が伝わってきます。
<クルマ情報>BMW 330カブリオレ
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