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スズキ・ラパン と ホンダ・That’s今度の車はこんな車
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スズキ アルト・ ラパン(95.0〜122.0万円:1月30日発売)
ラパンとは、フランス語で「うさぎ」の意味。うさぎの耳をかたどった可愛い「おしるし」は、フロントグリルのSマークの中にもデザインされている。スズキ車初の試みだ。「うさぎのように優しく可愛らしく乗ってもらいたい」とのエンジニアの願いが込められたラパンは、イメージ通り女性向けの車だ。ただし、年齢はあえて?不問。優しさや可愛らしさは年齢とは関係ないというワケ。ボディスタイルも、可愛い中にも主張が感じられて、一度見たら忘れない印象の強さを持っている。
ラパンはセンスのいい車だ。女性向けといっても、見ているほうが気恥ずかしくなるようなメルヘン&ファンシー調のセンスは皆無。だから、老若男女、誰が乗ってもオシャレな雰囲気を感じさせる仕上がりとなっている。とくにインテリアの質感は高く、決してコストを掛けているわけではないのに、デザインのよさでカバーしているところがさすが軽ナンバーワンメーカーのスズキである。 最初はアルトをベースにしたパイクカー?という印象を持ってしまったのだが、それは間違いだった。外観も内装も必要以上に飾りすぎず、装備も実用性重視の内容にとどめており、あとはユーザーの好みで仕上げてくださいということらしい。価格も95万円〜と抑え目で、そのためのオプションも豊富に選択肢が揃っている。ボディーカラーは12色もあり、内装色も2色の設定がある。 ■ ホンダ 「That's」(ザッツ)(103.4〜128.9万円:2月8日発売)
近い時期に発売された、ホンダ・ ザッツもラパンに似たコンセプトを持っている。ざっくりとくくると、女性向けのラパンに対して、ザッツはイマドキの若い男性向けの車。トヨタ・bBの軽版といったところかな。bBのような柄の悪さは今のところないが、車というのは乗るオーナー達によってイメージが作られて行くから、ザッツも社外品のドレスアップパーツなどが蔓延して、素のザッツを見つけるのが難しいほどになったら、やっぱり柄の悪い車になってしまうのかも。 ザッツを担当したデザイナーはまだまだ若く、感覚としてはザッツ=お気に入りの道具、ということらしい。シンプルで力強く、遊び心を表現したボディスタイルを飾るカラーバリエーションはなんと14色。7色の標準色のほかに、ツートーンのコーディネイトが楽しめるポップカラーコンポーネントでも7種の組み合わせが選べる。
機能はある一定の水準をキープしつつ、デザインやフンイキにはこだわりを持ったパソコンや、アタッシュケース、デジカメ、使いなれた筆記用具・・・ ザッツもそのラインに並ぶような存在を目指しているのだ。だから、ザッツにはクルマのハードとして飛びぬけた機能があるわけでもない。エンジニアに「この車のアピールポイントは?」と聞いても、明快な答えがすぐにかえってくることはなく、「雰囲気です」との回答だった。 乗ってみれば静かだし、よく走るし、燃費もそこそこいい。室内は広くて心地よい。4座席すべてにネームタグがついたシートは心地よい椅子みたいだし、ドアライニングや部屋の壁、インストルメントパネルはシンプルなテーブルのよう。段差の少ないラゲッジルームは使い勝手もいい。うん。だからそういうことなのだ。これって、心地よい自分だけの空間。部屋でくつろいでいる感じ。その「雰囲気」がザッツの個性なのだろう。 |
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