PR情報高速サービスエリア、進化中 マッサージ・ドッグラン…2008年05月03日 帰省や行楽に高速道路を使うドライバーの頼りになるのがサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)だ。ひと頃はトイレが汚かったり、食堂が薄暗かったりして敬遠する向きもあったが、05年10月の旧道路公団民営化後、雰囲気は様変わり。24時間営業のコンビニにホテルにコインシャワーに酸素バー、愛犬の散歩場や野球グッズショップ……。おもしろ施設が次々と登場し、ちょっとした行楽スポットになっている。
●疲れ癒やして 九州道上り基山PAの一角には、リラクゼーションマッサージ店「スッキリ処けんちゃん堂」がある。ベッドにうつぶせになったドライバー(59)の首や肩を、スタッフの中村友美さん(22)が柔らかい手つきでもみほぐす。「10分コース」で料金は千円。熊本であった同窓会帰りというこの男性は「気持ちいいね。疲れもとれた」と、笑顔で車に戻っていった。 オープンは06年11月。「長距離トラックの運転手さんや営業マン、奥さんがお土産を買っている間に利用される男性も多い」と中村さん。 ホテルもできた。4月に関門道下り壇之浦PAに誕生したのは「ファミリーロッジ旅籠屋」。全14室で、大型ベッドやテレビ、インターネットなどを完備。関門海峡の雄大な景色も見渡せる。料金は1人1泊5250円。上柿初雄支配人(48)は「深夜に高速道路内で宿泊することになるので、ETC車の方なら最大40%の通行料金の深夜割引も得られます」とPRする。 ●便利に楽しく 街中で日常に使うような施設も。コンビニは、近畿以西では27カ所のSAとPAにできている。薬局や宝くじ店、インターネット、ファクス・コピーコーナー、宅配所や郵便ポストなどサービスはどんどん拡大中。キャッシュコーナーも25カ所にある。セルフサービスで食事ができるフードコートも次々とオープン。北熊本SAの太平燕(タイピンエン)など郷土色豊かな「ご当地料理」が味わえる所も多い。 ペットブームを反映して誕生したのがドッグラン。敷地の一角にフェンスで囲った広場を作り、慣れないドライブで疲れた犬を散歩させたり、水を飲ませたりできる。九州道下り古賀SAで05年夏に誕生したのを皮切りに各地で設置され、いまでは近畿以西で22カ所。「愛犬家の皆さんで休日は大にぎわい」(西日本高速道路サービス)という人気ぶりだ。 近畿以西33カ所のSAとPAには、外部から入場できる「ウエルカムゲート」を設置。近隣住民など、高速道路利用客以外の人も楽しめる。 ●トイレ改良も これら新サービスは民営化後、本格化した。出店するコンビニをプレゼンで競わせたり、ハイウェイポスト(ご意見箱)やコールセンターに寄せられる意見や要望を検討したりして、次々と実現した。 今、力を入れているのがトイレの改良だ。近畿以西のSA・PA287カ所で、半分の便座を洗浄器付き洋式にする事業を進めている。今年度は九州道下り広川SAなど17カ所で工事に入る。「お客さま第一主義。高速道路のトイレにあった暗い、汚い、臭いの3Kイメージも払拭(ふっしょく)します」(同社)という。(高原敦) この記事の関連情報愛車
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