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欧州車メーカーが日本市場に相次いで投入している高級SUV(スポーツ用多目的車)の売れ行きが好調だ。独BMWやポルシェなどがブランド力を背景に攻勢をかけており、これまで日本メーカーが優位だったSUV市場で競争がはげしくなっている。04年は外国製SUVだけで1万台以上の市場に成長しそうだ。
昨年9月に独フォルクスワーゲン(VW)が日本市場に投入した「トゥアレグ」(税抜き495万〜645万円)は、VW初のSUV。年末までに計画の800台を上回る1300台を受注し、急きょ04年の販売計画を1500台から2500台に引きあげた。
03年6月から「カイエン」(同599万〜1250万円)を出荷している独ポルシェ。こちらもポルシェ初のSUVだが、この3月までに計800台を出荷。昨年5月に「XC90」(同555万〜695万円)を売り出したスウェーデンのボルボも、03年末までに予想を上回る約1千台を販売する好調ぶりだ。
外国製SUVは国産SUVとくらべて割高だ。昨年2月に全面改良して1年で3万台近くを売ったトヨタの「ハリアー」は249万〜367万円(税抜き)。外国製は軒並みこれより100万円以上高い。それでも顧客が増え続けているのは、「ブランドへの魅力が強いため」(ポルシェジャパン)と分析する。高級SUVの利益率は日本で普及している一般的なRV(レジャー用車)を大きく上回る。日本メーカーも、今後有望視する市場だ。
外国製としては00年10月にいち早く「X5」(同615万〜860万円)を発売し、この市場を先導したBMWは3年で4000台以上を売り、年内にX5よりも一回り小さい「X3」を日本市場に投入する計画という。
(04/17)
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