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ガソリン、5月に160円台 卸値引き上げに税率加わり

2008年4月28日23時21分

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表ガソリン価格の推移

 石油元売り各社は28日、5月1日から暫定税率(1リットル当たり25.1円)が復活した場合、全国平均で現在約130円のレギュラーガソリンが5月中に160円を突破するとの見通しを明かした。原油価格高騰で各社が卸値を3.7〜7円引き上げ、これに暫定税率分が加わるためだ。

 最大手の新日本石油は28日、5月のガソリンなど石油製品の卸値を4月より3.7円引き上げると発表した。昭和シェル石油は5.2円、出光興産は7円、ジャパンエナジーも数円引き上げるという。暫定税率分25.1円(沖縄は18.1円)を加えた引き上げ幅は28.8〜32.1円となる。

 ガソリン税は、元売り会社の製油所から出荷された時点で課税される「蔵出し税」。暫定税率がかかっていない4月出荷分の在庫がなくなるまで小売業者は原則、暫定税率分を引き上げないとみられる。

 その一方で、4月初めの暫定税率一時撤廃時に過度な価格競争を展開し、もうけが少なかった小売業者は早々と値上げに踏み切り、ライバル店が追随するのではないかとの見方も出ている。

 実際、全国で約420のガソリンスタンドを運営する石油販売大手・宇佐美鉱油(名古屋市)は5月1日から1リットルあたり30円程度引き上げる方針を明らかにした。

 需給にも左右される小売価格は販売会社ごとに引き上げ幅も時期もかなりまちまちになりそうだが、石油業界は、5月中に160円程度に収束していくとみている。

 その場合、暫定税率が切れる直前の3月31日のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格152.9円を大きく上回り、石油情報センターが90年に週次調査を始めて以来の最高値155.5円も超えることになる。

 石油元売り各社は安値で買える29、30日に、駆け込み需要の発生で品切れが起きないよう、タンクローリーによる配達量を増強している。

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