日本自動車工業会が30日発表した07年度の国内自動車生産台数は前年度より2.5%多い1179万59台で、6年連続で前年を上回った。乗用車生産は過去最高の約1010万台で、初めて1千万台を超えた。輸出は過去2番目に多い676万9851台で、国内生産台数に占める輸出割合は同4.1ポイント増の57.4%と、85年度以来22年ぶりに過去最高を更新した。
国内需要が低迷するなか、新興国の需要が支えた。地域別輸出台数では中近東、中南米、大洋州向けが過去最高。国別ではロシア向けが同58.6%増の43万1553台、中国向けが87.4%増の13万5928台と大きく伸びた。一方、対欧米は振るわず、欧州連合(EU)向けは2年ぶり減少に転じ同3.2%減。米国向けは4年ぶりの減少で同2.8%減り、二輪車の輸出も同34.3%減った。
国内メーカーの07年の海外生産台数は前年比8.1%増の1185万6942台で、暦年では初めて国内生産(1159万6327台)を上回った。中国やロシアなど需要の増えるアジア・欧州で生産を始めるメーカーが増えた。