石油元売り最大手の新日本石油が、ガソリンなどの卸値の市場価格連動制への移行を10月に実施することが分かった。東京工業品取引所の先物価格か大手調査会社が公表する業者間転売市場のスポット価格を指標に、毎週卸値を決める。透明性が増す半面、値動きは荒くなりそうだ。
これまでは、前月26日〜当月25日の原油調達コストの変動幅を基に翌月の卸値を決めていた。しかし、原油が一本調子で値上がりしたため卸値への上乗せが難しくなり、石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産社長)が5月の会見で、市場連動制への年度内の移行を表明していた。