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2012年4月25日8時5分
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自動車保険、事故起こしたら3年は割高 損保各社導入へ

図:事故を起こすと保険料が大幅に上昇拡大事故を起こすと保険料が大幅に上昇

表:等級別の自動車保険料の割引率等級別の自動車保険料の割引率

 損害保険大手各社は、来年10月から、事故を起こしたドライバーの自動車保険料を大幅に上げる方向で調整に入った。いまの制度に比べて、最大5割超の値上げ。事故防止と自動車保険事業の収支改善がねらいだが、事故を起こした人にとっては厳しい制度になる。

■最大5割超「二重の値上げ」

 自動車保険の契約者には1〜20の等級が割り当てられている。等級が上がるほど、保険料をたくさん割り引く。無事故なら翌年に1等級上がり、保険料は安くなる。一方、事故を起こせば3等級下がり、保険料が高くなるしくみだ。

 ところが、新しい制度では、事故を起こした人については、事故後3年間は通常よりも保険料を割高にして、「ペナルティー」を科す。事故を起こすと、等級が下がるだけではなく、特別に高くした保険料が適用されるため、ドライバーにとっては「二重の値上げ」になる。

 たとえば、20等級で年5万円の保険料を払っている人が事故を起こすと、17等級に下がる。いまの制度だと翌年の保険料は5万8108円になるが、新制度だと8万3783円と、4割以上の値上げになる。いまの制度と比べた値上げ率は等級ごとに異なり、最大は51%。

 無事故を続ければ、4年後には、通常の保険料に戻る。だが、3年間のうちにまた事故を起こすと、「ペナルティー期間」がさらに3年延長され、計6年間になる。3度目の事故を起こしても、6年を超えるペナルティーは科さない。

 新しい等級制度は、損保各社が加盟し、保険料率の目安などを示す「損害保険料率算出機構」が昨秋に公表。あとは損保各社がいつから導入するかが焦点になっていた。

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