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モータースポーツ史に残る1日

2012年4月18日

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写真:CANON EF400mm f2.8L IS II USM + 1DMk4 SP:1/400 F:2.8拡大CANON EF400mm f2.8L IS II USM + 1DMk4 SP:1/400 F:2.8

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 メルセデスAMGとしてシルバーアローがようやく勝った。

 エンジンコンストラクターとしてはマクラーレンと組んで年間チャンピオンを幾度も獲得しているが、チームとしてのメルセデスのワークスマシンの勝利はなんと57年ぶり、1955年のモンツァでのファンジオ以来のウィナーとなる。

 もちろん個人的にはこの勝利はシューマッハに挙げて欲しかったという気持ちはあるが、それでもドイツ国歌だけの表彰台、そして全員がメルセデスエンジンのユーザー、そのポディゥムの真ん中にはニコ・ロズベルグ。ポール・トゥ・ウィンという圧勝でレース前の下馬評を覆し実力でもぎ取った初優勝。

 これ以上はないと思えるようなメルセデスのための一日だった。

 3番グリッドからスタートをし、ファーステストラップを記録しながら10位に終った小林可夢偉のことがあるので、悔しさがないといえば嘘になるが、それでも嫌というほど聞かされてきたドイツ国歌が今日は何故かいつもとは違い新鮮に聞こえた。

 そして今日は二世の日でもあった。かつてニコとウイリアムズ時代にはチームメイトでもあった中嶋一貴が、その数時間前に鈴鹿サーキットで開催されたフォーミュラーニッポン(FN)開幕戦で、今季初勝利(通算2勝目)を挙げていた。

 ニコの父はかつてF1ドライバーだったケケ・ロズベルグ、そして中嶋一貴の父はご存じ中嶋悟だ。二人とも二世として期待されながら思うような結果を出せずに苦しんできた。一貴は2009年でF1の舞台から去り、ニコはF1での勝利までには7年という歳月を要した。

 それぞれがステージは違えども大輪の花を開く時がきたのだろうか。今後もこの二人の活躍を期待したい。

 これでF1は開幕から3戦を終えたが、バトン、アロンソ、ロズベルグと全てウィナーが異なる。特に今回の中国レースを見ていてやはりピレリタイヤのパフォーマンスが良くも悪くもレースを面白くしている気はするが(笑)、タイヤメーカーとしての信頼度はどうなのか。やはりどんな分野においてもライバルの存在は必須なのかもしれない…

 次戦のバーレーンでひとまずフライアウェイの開幕4連戦は終り、グランプリはヨーロッパへと帰ることになる。政情不安がいわれているバーレーンGPだが果たして安全に開催されるのか? 関係者としては気になる状況だ。

 今週の1/1876枚

 毎年のことだが上海でのグランプリでは碧空が見えない。実際には晴れていてもスモッグなのか霧なのか、ともかく視界が悪く撮影をしていてもフィルターを一枚入れているかのように思える。

 超望遠レンズを使用するとその影響は明らかで、撮影する側としては辛いものがある。そこでここのグランプリでは特に解像度の高いレンズでもあり、僕のお気に入りの1本でもあるEF200mm/F2L USMが大活躍をすることになる。ピントは非常に浅く、気を遣うレンズではあるが嵌った時にはたまらない絵を提供してくれるからヤメられない(笑)

by F1SCENE

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プロフィール

写真

宮田 正和 Masakazu MIYATA

 1957年東京浅草生まれ。1987年、ブラジルグランプリでF1を初撮影。マシンの持つ美しさ、人間模様にひかれ、1988年より、F1グランプリなどモータースポーツをメインテーマとして活動を続ける。
 2004年、記事主体の既存F1誌に満足できず、最高の写真を見せたいと、グラフィック誌F1SCENEを創刊。編集拠点をF1の本拠地ヨーロッパに移し、ヨーロッパの文化と日本の感性の融合を合い言葉に「Team ZERO」を率いて「出版の壁」に挑む。

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