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古典的な「操縦」の楽しさ2007年02月14日 ■BMW Z4 M クーペ
直6DOHC、6速MT、2シーター――。このスペックに、クルマの性格が凝縮されている。クラッチを踏んで、ギアを変える。ノークラッチのスポーツカーが増える中、古典的ともいえるシフトチェンジの楽しさを再確認させてくれる。まさにオーソドックスなスポーツカーだ。 3245ccのエンジンは343psの大出力で、動力性能はスムース&パワフル。8000rpmまで吹け上がる高回転エンジンながら、6速でも発進可能な低速トルクもある。 特筆すべきは、シフトの入りやすさだ。カチッカチッと小気味良くギアが入るから、操作しながらどんどん気分が乗ってくる。クラッチがある分、どうしてもシフトが遅れるのかもしれないが、クルマを操縦している感触をより味わえるのは捨てがたい。 とはいえ、「硬派」な面ばかりではない。なにせ800万円超の価格だから、ドライブを快適にする装備はすべて整っている。MP3対応CDオートチェンジャー、6.5インチ多目的モニター、メモリー&ヒート機能付き電動シート。インテリアに派手さはないが、上品な質感で統一されている。トランクも最大300リットルと、意外に大容量だ。クーペなので開口部が大きく、使いやすい。 Z3の後継車Z4はこれで、2シーターオープンの「ロードスター」(2.5L/3L)に加え、その「屋根付き」モデルともいえる3Lの「クーペ」、3.2Lの高出力エンジンを積む6速MTの「M ロードスター」「M クーペ」の5タイプとなった。「M」を冠した2車は6速MTのみで、価格も他モデルより大きくアップする。「乗り手を選ぶ」クルマであるのは間違いないだろう。 【スペック】
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