むき出しの美
車体の骨組みがむき出しになった2台。1台は一目瞭然だ。もう1台は車の内側で、突き出たフレームが幅を利かせている。ともにレース用の特別仕様というわけではなさそうだが、なぜ?
いずれも、コンセプトは「爽快」「軽快」。ただ、その先に「タフさ」と「ワイルド」を求めるか、あくまで「軽さ」を極めるかで、完成図はずいぶん違ったものになった。
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| ダイハツ D−BONE
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1台目はダイハツのオープンスポーツ4WD「D−BONE」。キャビンを基本的に幅広の金属枠だけで囲っている。ネイキッドバイクやバギーに通じる外観だ。ドアには窓ガラスや覆いがない。外からフレーム越しに見える車内。ドライバーは、足元を流れゆく路面を見ることができるだろう。
軽乗用車のサイズに、659cc、直列3気筒、12バルブのDOHCターボエンジンを搭載する。車重は890キロ。
単に「骨太」なだけでなく、悪天候や悪路などでの使用を想定し、床やシートには防水性、防砂性をもたせている。円と直線を基調にした内装は、随所に金属調の表面処理を施してあり、硬質感を増している。
車名に冠した「D」には、メーカー名の「Daihatsu」とともに、「Dynamic」の意味も込められている。さながら、「動的な骨」といったところか。
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| ホンダ IMAS
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もう1台は、ホンダのライトウエイト・スポーツカー、「IMAS」だ。車内空間を隔てるバー状の骨組みが露出している。
運転席と助手席の座面の間から、アルミのフレームが前方へ突き出し、さらにダッシュボードを兼ねて左右に伸びる。印象は、決して粗野でなく、磨きこまれた金属パーツに近い。両席の間に座ってみたら、スポーツタイプの自転車にまたがった気分になりそうなデザインだ。
メーカーが「ライニングレス・ネイキッド・インテリア」と呼ぶ、裏張り抜きの内装など、軽量化を徹底することで、重量は700キロになった。ハイブリッドエンジンや、0.20というCd(空気抵抗係数)値によって、リッター当たりの走行距離は40キロに達するという。
「風と一体となって走る、自転車感覚の爽快感を目指した」とメーカーは説明している。
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