もっと見せたい!移動ショップ
〜「積んで走る」クルマから、「見せて売る」クルマに〜
|
(ビデオ)日産キャラバン ボックス・イン・ボックス
 |
|
商用車にもユメがほしい――。そんなコンセプトで、新しいタイプの移動販売車が続々と提案されている。
●駐車した場所がお店
スズキは今回、丸ビルや代官山などに展開するインテリア植栽専門店「グリーン・グリーン」とタイアップ。軽自動車アルトをベースに、花屋さんの移動販売を想定したコンセプトカー「アルト・ハートスタンド」を出展した。後部ドアを上げると3段の陳列棚、後ろの側面や助手席ドア内側にもずらり販売スペースが並ぶ。広告を表示する巨大な液晶パネルもついている。
軽トラックに強いスズキは、ユーザーの需要にあわせてさまざまな仕様の軽商用車をつくっている。移動販売車にはどうしても、八百屋や魚屋といった生活感のしみついたイメージがあるが、女性向けのおしゃれなお店を提案してみたかった、という。「駐車した場所が、そのままお店になります」がキャッチフレーズだ。
●「積む」「走る」だけじゃない
さらに大胆な提案をしているのは、日産のコンセプトカー「キャラバン・ボックス・イン・ボックス」だ。サイドや後部のドアから巨大な陳列棚がせり出し、背広を展示販売をするクルマに仕立てている。背広の移動販売にどれだけ需要があるかは未知数だが、移動販売でおなじみの商品だけでなく、意外な業態にも対応できることをアピールしたかったようだ。
「積む、走る、だけがクルマの機能じゃない。ディスプレイする、という第3の機能を提案したかったんです」と担当者は話す。モーターショー会場で、このモデルのまわりには会話が絶えなかった。「ここまでやるなら試着室もほしいね」「車内に着替えスペースをとったら?」。自然と人を集める魅力が、このクルマにはありそうだ。
|
|
*写真をクリックすると大きくなります。
|

|