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東京モーターショー

子連れで楽しむ東京モーターショー!

 報道関係者招待日の初日に、4歳児と一緒に、東京モーターショーに行って来ました。「子連れで楽しむ」という視点で見ると、今年の傾向は、ドライビングシミュレータ系のものが以前にも増して充実していたのが印象的でした。また、大きくPRしてないものの、子供が喜ぶプレゼントを配布するブースもあり、オトク感もちょっぴりアップしたようです。嬉しかったのは、中央モール2階の通路が全面禁煙となり、仕切られた喫煙スペースが新たに設けられたことです。前回までは、ベンチのまわりに灰皿が置かれ、喫煙者が多くて不快でした。子連れの移動や休憩にも、安心して通路を利用できるようになりました。

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トミカの歴史が楽しめる

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託児サービスもおなじみに

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特別展示では日本車の歴史が

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中央モールで「グラーツーリスモ」を体験

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珍しい世界各国のナンバープレート

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充実している各社のジュニアシート

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お絵かきコーナーではプレゼントも

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アイシンのワイヤー車は魅力的

■便利な入場口は

 子供連れだと、やはり車が便利。とはいえ、混雑は必至です。時間に余裕を持って出かけましょう。車による来場者の多くは、幕張メッセ駐車場を利用しますが、その場合西ホールには近くても、こども広場のある北ホールまでは遠くなります。北ホールに直行する場合は、幕張新都心県営第一地下駐車場(1時間300円)がお勧め。ここから北1ゲートから入るのが効率的です。エレベータも多く設置されているので、ベビーカーの利用者にもありがたい。ただし、駐車料金は時間制です。幕張メッセ駐車場は1日900円。

 それでは北ホール2階に行ってみましょう。ここには「こども広場」があります。無料の託児サービスやプレイスペース、ミニカーコーナー、子どもが描いた夢のクルマの絵画展示など、充実した施設やサービス、展示内容です。

 トミカブースは前回から拡充されました。今年はトミカ誕生から35周年の節目でもあり、1970年の第1号車から年代別に代表的な車種が展示されています。ちなみに35年間に生産されたトミカは約7000種、販売台数は約5億台。すごいですね。東京モーターショー記念モデル9車種(各525円)も販売されています。

 また「トミカ夢ファクトリー」も展示されています。金属の塊からトミカが塗装され、完成するまでの工程がよくわかります。ベルトコンベアー上を実際のトミカが流れていく様子は、大人が見ても楽しいものでした。トミカコーナーには、例年、来場者の約1割程度が訪れるそうです。

 乳児・幼児サービスセンターもおなじみです。ピジョングループから派遣された保育士による託児サービスがあります。3〜6歳の未就学児を最長2時間、無料で預かってくれます。ただ、定員は20人。狙い目は、朝の開場直後と午後4時以降だそうです。トミカのミニカーのほか、最新のトミカ玩具で遊べます。おもちゃは毎日、消毒され、衛生にも配慮されています。預ける際は保護者の身分証明書が必要です。授乳コーナーやオムツ替えに便利なベビーベッド、ミルク用ポットも自由に使えます。靴をぬいで親子で自由にくつろげるスペースもあります

■ここが穴場

 一般公開中、会場内は混雑しますが、穴場の一つはイベントホールです。今年の見ものは、特別展示「東京モーターショー50周年」。モーターショーが始まった1950年代の車から現代まで、時代を象徴する実車が展示されています。日本の自動車発展の歩みを親子で楽しんでみてはいかがでしょう。

 展示会場の中心となる東、中央、西ホールと、イベントホールとの間の2階が、中央モールになります。子連れが楽しめるスペースです。

 ここでは、毎年、プレイステーション2の専用レースゲーム「グランツーリスモ」の新バージョンが披露されます。今年の新作は「ツーリスト・トロフィー」。簡単にいえば、グランツーリスモのバイク版です。国内外80種以上のオートバイが収録され、走行コース30コース。今冬に発売予定なので、一足早く体験してみてはいかがでしょう。

 同行した4歳児もゲームを初体験。シートを調整してくれるので、ハンドルが握れ、ペダルも踏むことができます。空いていたため、5〜6回は夢中になって遊んでいました。スタッフの方が親切に遊び方を教えてくれました。ただ、身長110センチ以上は必要かなと思います。会期中は混雑必至で、1時間以上待つこともあるそうです。

 中央ホールにある世界各国のナンバープレートを展示したコーナーにも、4歳児は関心を示しました。欧米のほか、中国、イラク、南アフリカ、ヨルダンなど普段は見られないナンバーが興味深かったようです。出展者は、社団法人全国自動車標板協議会。「希望ナンバーサービス」も展示のテーマ。ホログラム入り特殊材料を使用した盗難予防ステッカーがいただけます。

■この他にも

 西ホール1階には、国内チャイルドシートメーカーのアップリカ、コンビ、タカタの最新製品が展示されています。実際に、子供を乗せ、サイズや装着方法を試すことができます。ジュニアシートの充実ぶりも印象的でした。チャイルドシートの着用義務が規制されていない6歳以上にも、拘束装置は必要です。タカタでは身長100センチから150センチ程度の子供が背もたれを調整して使えるシートがありました。二つに折りたたみ、トランクルームや後席足元に収納できるタイプもあり、注目されそうです。

 アップリカでは、「forフェラーリ」シリーズが目を引きました。フェラーリ・カラーをイメージした本皮製で、ベビーベッド、チャイルドシートなどがあります。斬新なチャイルドシートですが、このチャイルドシートはフェラーリに装着できるのでしょうか。ジュニアシートなら、何とかなるかもしれませんが、ベッド型は4座席のフェラーリでも難しそうです。企画の面白さでチェックしてみてください。

 北ホール2階には、日立金属によるお絵かきコーナーがあります。ホイールのデザインや車の絵を描くことができ、作品はモーターショー期間中、このブースに展示されるそうです。絵を描いた子供には、鉛筆削りつき色鉛筆がプレゼントされます。

 北ホール1階のアイシングループのブースでは、テレビコマーシャルでおなじみのワイヤーで作られた車があります。子供にも大ウケ。張り巡らされたワイヤーの中に、アイシンが手がける部品がはめ込まれています。クルマや電装の仕組みがよく分かります。スケルトンやカットボディのデモカーとは違い、芸術性も高く、子どもと一緒に車について勉強でき、眺めていておもしろい展示です


プロフィール 

加藤久美子 Kumiko KATO

 山口県生まれ。日刊自動車新聞社で7年間の編集記者生活の後、フリーに。

 「車のある生活」をテーマに、自動車専門誌やファッション誌、一般誌に寄稿、講演活動や新聞社主催の座談会にも出席。2000年11月に男児を出産してからは、育児雑誌などにチャイルドシートや子連れドライブの記事を中心に寄稿。

 また、先進国では日本のみが事実上、野放しになっている妊婦のシートベルト着用に関しても問題意識を持ち、01年4月には全国の産科、小児科の医師たちと共に妊婦のシートベルト着用を推進する会を立ち上げ、全国100万人の妊婦、自動車メーカー、育児用品メーカーを巻き込んで啓蒙活動を推進中。

 現在、助手席にチャイルドシートをつけた愛車・アルファロメオスパイダーで、各種取材や新車試乗会、家族の夕食の買物や地域の育児サークルに奔走する日々・・・。

写真・加藤久美子



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