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東京モーターショー2007

バス、トラックの未来にも注目

2007年10月25日

 まるで飛行機のビジネスクラス、いやファーストクラスか――。「もう降りたくない」。バス好きならずとも、思わずそう言ってしまいそうなモデルを発見した。バスも時代を映しどんどん進化している。(アサヒ・コム編集部)

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「ファーストクラス」観光バスの座席。1列に2席というぜいたくな空間だ

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座席の前後はすべてパーティションで区切られている。全席に個人用テレビを装備。

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「セレガ・プレミアム」のエクステリア

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カラフルな座席が楽しい「旅カフェ」

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外側は小型路線バス「ポンチョ」だ

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「キャンター エコD」。ハイブリッドのダンプカーだ

 ソファのような座り心地のリクライニングシート、隣の席との間には、ちょっとしたテーブルがついている。各席に個人用テレビがあり、前後の座席とパーティションで区切られている。トイレにはパウダールームがあるほか、車内には本格的なギャレーがあり、きちんとグラスに注がれた飲み物を客席に届けることができるようになっている。

 日野自動車の大型観光バス「セレガ」をベースにしたコンセプトカー「日野セレガ・プレミアム」だ。観光バスの「ファーストクラス」をうたう。通常の横4列シートの仕様では50人乗りという大きさだが、客席が10席しかない。

 「最近のバスのツアーでは、料金が高くてもゆったりした座席のバスがいいという需要が増え、観光バスも二極化しています。そこで、ぜいたくな作りにしてみました」(同社の担当者)。

 まだコンセプトカーだが、需要が集まれば、商品化を目指すという。モーターショー期間中は、実際にその雰囲気を楽しめる数分の体験乗車ができる趣向を用意している。

 隣に展示されているのは、打ってかわって小型のバス。ベース車両は、自治体のコミュニティーバスとしてよく使われる「ポンチョ」だが、中に入ると原色に彩られた座席が、向かい合うように配置されている。

 「小型バスのフットワークを生かして、細い道の先にある名所を巡る旅などに使ってもらえるのではないか」という。

 商用車ゾーンの中では、日野自動車が、世界初お披露目のワールドプレミアを5台出品するなど意欲を見せている。これらのほか、来年のダカールラリーでの出走予定車などを展示する。

 バスメーカーでは他に、三菱ふそうトラックバスが、最新型の大型観光バス「エアロクイーン」を出品。ハイデッカーながら、車いすリフトを備える。また、いすゞ自動車は、「新CNG車排出ガス技術指針」に適合した、天然ガスの路線バス「エルガノンステップCNG―MPI」を出品している。

 バス以外で目を引くのが、三菱ふそうのハイブリッド・ダンプカー「キャンター エコD」。ダンプカーは通常、荷台の上げ下ろし時にもエンジンをかける必要があるが、エコDは、ハイブリッドのバッテリーを使って荷台の上げ下ろしをすることができる。そのため、「エンジン音による騒音がなく、都心部の深夜の工事などで活躍できる」(同社担当者)という。

 ダンプカーらしくない丸みを帯びたフォルムも目新しい。

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