現在位置:asahi.com>愛車>東京モーターショー2007> コラム PR情報小学生が見た、乗った、未来のクルマ2007年10月31日 小学校1年生から5年生まで、首都圏の小学校に通う5人が東京モーターショーに出かけました。5人中4人は、初体験のモーターショー。全員、この日をとても楽しみにしていました。5人が最初に向かったのは、クリーンエネルギー車の試乗会。ここでは、バイオ燃料や燃料電池のバス2台を含む13台に、試乗できます。今回の東京モーターショーで、初めて披露されるクリーンエネルギー車も多く、5人の子どもたちにとってももちろん、初めて見るクルマばかりです。「未来のクルマ」といっても、ナンバーをつけてすでに街を走り始めているクルマもあります。子供たちが大人になって自分でクルマを運転する10〜20年後、これらのクルマは主流になっているでしょうか。
■子どもたちに人気だったクリーンエネルギー車たち
マツダ RX−8 ハイドロジェンRE 形はカッコいいスポーツカーなのに、中身は環境にやさしいクルマです。REとは、マツダロータリーエンジンのことで、水素ととても相性がよいのです。このクルマは水素でもガソリンでも走行できるデュアルフュエルシステムを採用しているので、両方の長所を生かし、1回の走行距離も約600キロ以上を実現しました。スイッチを切り替えるだけで、ガソリンと水素の両方が使えます。2006年から、自治体や企業にリース販売が開始されて全国各地で活躍中。環境のことを第一に考えているけれど、走る歓びも忘れない。そんな夢のような1台です。
三菱 電気自動車 iMiEV 三菱自動車の最先端の電気自動車です。同社の、大人気軽自動車iをベースにしています。電気で走るクルマなので、地球温暖化の原因となっているCO2の排出が走行中はゼロ、発電時でもガソリン車の3割です。また、何よりも嬉しいのが家庭用電源で充電できること。そうです。高いガソリン代を払わずに済むのです。ちなみに、同じ距離を走るための費用は、夜間電力を使えばガソリン代の9分の1、昼間でも3分の1と格安です。1回の充電で約160km走行できます。
トヨタ 燃料電池車 FCHV クルマのボディの横に、大きく「Osaka−Tokyo without refueling」と書いてあります。これは燃料の補給なしに大阪〜東京間を走行できるという意味。ガソリン車でもこの距離を無給油で走ることは難しいのですが、トヨタFCHVは、07年9月の走行試験で、大阪府庁舎前(大阪市中央区)をスタートし、名神高速道路〜東名高速道路〜首都高速湾岸線を経由して、ゴール地点のMEGAWEB(東京都江東区)までエアコンを稼動させたまま走行、途中で燃料の水素を補充することなく完走しました。従来の燃料電池車に比べて、約25%の大幅な燃費向上を実現し、水素の貯蔵量が約2倍の高圧水素タンクの開発に成功したことで、無補充での長距離走行が可能になりました。
メルセデス・ベンツ 燃料電池車 F−cell メルセデス・ベンツAクラスをベースにした燃料電池車です。Aクラスのボディはもともと蓄電池や燃料電池を動力源としたクリーンエネルギー車として、設計、開発された経緯があり、その証拠にシート下のフロア部分が、二階建て構造になっています。配置に無理がなく、室内もゆとりあるスペースに仕上がっています。安定した乗り心地で、安全対策も万全。車内には水素を感知するセンサーもあり、万が一、事故などでクラッシュしてしまった場合は水素を空中に放出してしまう装置も備わっています。
■燃料電池車の排気管を見てみよう クリーンエネルギー車13台の中の半分近く(6台)を占める「燃料電池車」とはどんな車なのでしょうか。 簡単に言えば、ガソリンの代わりに「燃料電池」というシステムで走るクルマのことです。FC(fuel cell=燃料電池)は、今までのエネルギーとはまったく異なり、「水素」と空気中の「酸素」を反応させて電気を起こす、画期的な発電システムです。 ガソリンなどの化石燃料と違って有害な物質を排出せず、エネルギー効率にも優れているため、地球の環境問題やエネルギー問題を解決するものとして、世界中で積極的に開発が進められています。その技術は実は160年以上も前からあったのです。1965年には宇宙船に搭載されて注目を集めました。世界の自動車メーカーが燃料電池車を作るようになったのは1990年代です。2000年以降は、地球温暖化問題や石油の枯渇が大きな社会問題となって意識され始めたことで、がぜん、燃料電池車が注目を集める状況となっています。
■クリーンエネルギー車に乗ってみた子どもたちの感想は シオ君 「音も出ない、空気も汚さないクルマがあるのは、学校でならったり、本で読んだりして知っていましたが、実物を見たのは初めてです。試乗もできて感激。うちは、2年前に道路の横に引越しして、排気ガスの臭いがひどいのです。それから、一晩中途切れない車の音もうるさいです。だから、早く走るより、みんなで気持ちよく、ゆっくり乗れて、排気ガスが出なくて、音がうるさくない車ができればいいな。もう、こんなにたくさんのクリーンなクルマができているなんて、とても嬉しいです」 リオちゃん 「私が気に入ったのはマツダのRX−8です。環境に優しいクルマというと、スタイルはあまり考えられてないというイメージがありました。でも、このクルマはカッコいいです。スタイルはスポーツカーみたいだけど、中身はとても環境に優しいので、こんなクルマがもっともっと増えてくれたらいいなあと思いました。すーっと静かに走っていたのが印象的でした」 ヒロト君 「三菱のi−mievにずっと乗りたかったので、最初に乗りました。とても静かで、なめらかに走っていました。i−mievは、名前もスタイルもかわいくて大好きです。i−mievは燃料電池車じゃなくて、電気自動車だけど、おうちにある普通のコンセントで充電できるのがすごい。三菱の人が、i−mievの説明をとてもわかりやすく教えてくれたので勉強になりました。僕も将来は、環境に優しくて、値段も安くて、スタイルもカッコいいクリーンエネルギーの車を開発したいと思います」
■フェラーリ、ランボルギーニもやっぱりいいね その後、モーターショーのメイン会場に戻った5人。みんな目当てのクルマに向かって、一目散に駆け寄っていきます。男の子が多かったせいか、フェラーリ、オロチ、ランボルギーニ、ポルシェと、独特のオーラを放っているかっこいいスポーツカーに吸い寄せられて行きます。ちょっとホッとしました。 昔に比べると、車好きの子供が減っていると言われます。話を聞いてみると、どうも現代の子供たちにとってクルマは、「気をつける」ものであって、「憧れる」ものではないようです。 「ひかれたら死んでしまうし、うるさくて、汚れた排気ガスを出す存在。だからあまり好きじゃない」。こんなイメージを持っている子供も少なくないのです。ほとんどの家庭にマイカーがあります。生まれたときから、クルマのある生活が当たり前。家庭や学校、幼稚園などでは、交通事故や環境問題、安全意識を教えられているのですから、車を憧れの存在として考えられないのも無理はないのかもしれません。 しかし、自動車産業は「ものづくり」日本の基幹産業です。わずか50年という短い期間で、トヨタ自動車は自動車メーカーとしてはもちろん、製造業としても世界一の企業になりました。それを支えてきたのはやはり、自動車への憧れ、夢、情熱であったと思います。 環境も安全ももちろん大切ですし、地球規模での最重要課題です。それを把握した上で、やはり、クルマの面白さ、楽しさ、カッコよさも、これからの日本を担う子供たちには伝えていかなければと、クルマ好きの大人として強く思いました。
■トヨタ自動車の「めざせ自動車王 クルマまるわかりブック」全員プレゼント 毎年9月に発行されている、小学生向けの小冊子です。発行部数は実に35万部。毎回、次世代のクリーンエネルギー車や、クルマの安全性、人に優しいクルマ、クルマのデザインなどについて楽しく知ることができます。ぜひ、読んでみてください。 |
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