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| 「ベイエリア・ママ」 November
16, 2004 |
スポーツと食欲の秋
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 | 改名しました
Sabrina Hiroko Okada
日本では瀧川宏子。
マンハッタンの会社で働いたあと、 ベイエリアへお引っ越し。 新しい仕事とともに旧姓復活。 それはそれで、たいへんっす。 |
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|バックナンバー|
牛嶋直美の亜細亜くいだおれ
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年中温暖な気候で、四季のめりはりの無いベイエリアなのだが、木の種類によっては、紅葉が始まってきた。地域一帯が紅葉、という風景ではなく、「この木」が紅葉している、という表現がぴったりなくらい、局所的な紅葉なのだが、日本から来た私は、紅葉している木を見るとなんとなく安心する。
紅葉の季節、ということなら、食欲の秋、(に、スポーツの秋)ということになる。
ハロウィーンが終わり、家の中には、まだ売れ残りのチェコレートと、子供たちがトリック・オア・トリートといって集めてきたチョコレートが山のように残っている。町のお店では、ハロウィーン用のチェコレートの安売りをしている。
このチェコレートを全部食べていては、太ることまちがいなしだ。1日1個、と決めていても、ついつい視界にはいってくると、手が伸びる。解決策としては、どこかに寄付してしまう、ことが一番手っ取り早い。
ハロウィーンが終わったら、サンクスギビングが待っている。そして、クリスマス。人が集まって、食べる行事が目白押しだ。この、10月から12月の末にかけての時期はなかなか正念場となる。ここで気持ちが緩むと、中年のからだはとめどもなく緩んできてしまう。
中年だけではない、子供たちもそうだ。
この時期には、かなり朝晩も冷え、寒くなってくるので、ついつい外に出るのが億劫になりがちになる。親がやいのやいのいってスポーツをさせなければ、あるいは、子供が自分から進んで好きなスポーツをしなければ、家を出て体を動かすことがなくなってしまう。
息子のミドルスクールでは、1日7時間の授業があり、毎日同じ教科を勉強しているらしいのだが、そのうちの1コマは、なんと、体育だ。つまり、毎日、体育の授業があることになる。そして、週に何度かは、1マイルから2マイルを授業中に走る。タイムによって、成績が決まるので、真剣に走っているらしい。まあ、こうしなければ、スポーツをしていない子供たちは、全く運動らしいことをする機会がないのも確かである。
週末には、とんでもなくカラフルなトレーニングウェアを着て、ヘルメットをかぶって自転車のトレーニングをしている人たちが増えてきた。自転車にはいい季節だ。老若男女を問わず、みな、目を見張るほどの色のトレーニングウェアを着ている。たぶん、たいていの道は車のためにあり、自転車の通る場所がないので、身の安全のため、車からよく見えるように派手な色のトレーニングウェアを着ているのだろう。日本の自転車の大多数を占めるであろう、ママチャリがなんだか懐かしい。私の住んでいる村では、自転車は生活のための乗り物ではなく、トレーニングの道具だ。
かくいう私は、ボランティアで引き受けた、ミドルスクールでのランニングクラブのコーチの仕事からやっと解放された。走るだけなら喜んでやる私だが、年頃の女の子を一人で14人も「指導」するのは並大抵のことではなかった。14人のうちの何人かでも、これから長い人生、趣味ででも、走る楽しさを持ち続けていてくれればいいと願うばかりである。
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