第22回 (2018年)の受賞作・受賞者決まる

 マンガ文化に大きな足跡を残した手塚治虫の業績を記念する手塚治虫文化賞(朝日新聞社主催)の第22回受賞作が決まりました。
 「マンガ大賞」に、野田サトルさんの『ゴールデンカムイ』「新生賞」には板垣巴留さん(擬人化された動物たちを描く『BEASTARS』の独自の世界観と清新な表現に対して)、「短編賞」には矢部太郎さんの『大家さんと僕』「特別賞」にちばてつやさん(18年ぶりの単行本『ひねもすのたり日記』刊行と、長年の功績、マンガ文化への貢献に対して)が選ばれました。

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贈呈式に読者300名ご招待 詳細はこちら(朝日新聞デジタル)

 

第22回 (2018年)「マンガ大賞」最終候補10作品決まる

 第22回手塚治虫文化賞の「マンガ大賞」候補作品が決まりました。
昨年刊行された単行本(シリーズ作品も含む)が対象です。書店員、マンガ関係者による推薦を参考に、8人の社外選考委員がポイント投票 (持ち点15点、最高5点は1作品のみに配点可)で上位10作品を選びました。また、書店員、マンガ関係者による推薦1位には『ゴールデンカムイ』が選ばれました。ノミネート作品は以下の通りです。

 「マンガ大賞」のほかに、清新な才能を顕彰する「新生賞」と、短編・4コマ・1コマなどを対象とする「短編賞」を選考委員の合議で決定します。

 選考結果は4月下旬ごろの朝日新聞紙面で発表する予定です。贈呈式は、6月7日(木)に東京・浜離宮朝日ホールで開きます。

第22回「マンガ大賞」最終候補作品一覧はこちら

 

第22回「マンガ大賞」最終候補作品(敬称略、作品名50音順)

※表紙は最終候補作発表(2018年2月)時点の最新刊です。


         
『蒼き鋼のアルペジオ』(既刊 15巻)
Ark Performance(少年画報社)
『うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち』
田中圭一(KADOKAWA)
『狂気の山脈にて』(全4巻)
田辺剛(KADOKAWA)
『ゴールデンカムイ』(既刊 12巻)
野田サトル(集英社)
『傘寿まり子』(既刊5巻)
おざわゆき(講談社)
『先生の白い嘘』(全8巻)
鳥飼茜(講談社)
『それでも町は廻っている』 (全16巻)
石黒正数(少年画報社)
『BLUE GIANT』(全10巻)
石塚真一(小学館)
『MATSUMOTO』
作:LF・ボレ、画:フィリップ・ニクルー、訳:原正人(G-NOVELS/誠文堂新光社)
『約束のネバーランド』(既刊 7巻)
原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか (集英社)
 

手塚治虫文化賞とは

 日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設しました。

 Sponsored by The Asahi Shimbun, the Tezuka Osamu Cultural Prize was founded in 1997 for the development of Japan's manga culture. It is named after the late Osamu Tezuka, a legendary manga artist who was pivotal in the development of comic books in Japan.

 

【マンガ大賞】 年間を通じて最も優れた作品に贈られる
【新生賞】 斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる
【短編賞】 短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる
【特別賞】 マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる

【正賞】アトム像と賞状
【副賞】賞金 (大賞は200万円、新生賞、短編賞、特別賞は各100万円)

正賞のアトム像
フィギュア制作で知られる造形作家で、イラストレーターでもある横山宏さんの作品です。日本SF大賞の賞牌も手がけている横山さんが、鉄腕アトムをイメージして創作したブロンズ像で、SFマインドあふれるデザインとなっています。


 

選考委員 (敬称略、50音順)

秋本治   : 漫画家 【新任】
杏     : 俳優
桜庭一樹  : 小説家
里中満智子 : マンガ家
中条省平  : 学習院大学フランス語圏文化学科教授
南信長   : マンガ解説者
みなもと太郎: 漫画家・マンガ研究家
ヤマダトモコ: マンガ研究者
朝日新聞社常務取締役編集担当
朝日新聞東京本社文化くらし報道部長