朝日新聞社小史

まもなく創業140年新たなステージへ

明治

1879年 1月25日
(明治12年)
朝日新聞第1号、大阪で発行。4ページ、約3千部を印刷。第3号から1部1銭で販売。従業員は20人足らずだった (写真1)
1888年 7月10日 「東京朝日新聞」創刊。翌年1月から大阪では「大阪朝日新聞」に
1890年11月25日 東京朝日が日本新聞界初の輪転機を本格稼働。付録の国会議事録など印刷
1904年 1月 5日 大阪朝日に「天声人語」欄が生まれる
1904年 3月 4日 二葉亭四迷が入社、「其面影」「平凡」を連載、ロシア特派員として「入露記」を送る
1907年 4月 1日 夏目漱石が入社。「虞美人草」以降「三四郎」「それから」「こゝろ」など小説はすべて朝日新聞に連載した。文芸欄も主宰(写真2)
1909年 3月 1日 石川啄木が入社、校正係に。歌人として認められ翌年9月「朝日歌壇」選者に(写真3)
1911年 6月 1日 東京朝日に「索引部」を創設。その後「調査部」と改称。日本の新聞で初めて

大正

1912年 7月30日
(大正元年)
大正改元を号外速報
1915年 8月18日 第1回全国中等学校優勝野球大会。24年から甲子園球場が舞台となり、現在も全国高等学校野球選手権大会を日本高校野球連盟と主催 (写真4)
1915年10月10日 大阪朝日で初の夕刊発行
1922年4月2日 「週刊朝日」創刊 (写真5)
1922年10月21日 日本の新聞で初めて記事審査部創設
1923年9月1日 関東大震災で東京朝日のビル内が全焼 (写真6)

昭和

1928年 8月27日 東京大阪間で旅客の有料航空輸送を開始。36年に国策会社に無償譲渡した
1929年 1月 1日 創刊50周年を記念して「朝日賞」を創設。第1回は翌年1月25日、坪内逍遥、前田青邨らに贈賞
1935年11月25日 九州支社に続き名古屋支社で発行開始、全国紙の態勢が整う
1936年 2月26日 2・26事件。反乱軍が東京朝日新聞社屋襲撃 (写真7)
1937年 4月 6日 社機「神風」亜欧連絡飛行で世界新記録樹立 (写真8)
1940年 9月 1日 各社発行の題号を「朝日新聞」に統一
1945年11月 5日 戦争報道の責任を明確化するため、社長以下幹部が辞任。7日に「国民と共に立たん」宣言
1949年12月 1日 夕刊が復活し、マンガ「サザエさん」の連載開始 (写真9)
1952年 9月 1日 朝日新聞綱領を制定。「言論の自由を貫く」など四つの柱からなる
1955年10月 1日 南極学術探検事務局を設置。翌年、第1次観測隊が出発。45次隊では南極支局を開設 (写真10)
1965年 8月21日 ツタンカーメン展を開催。入場総数293万人に (写真11)
1970年 3月 1日 第1回全日本大学駅伝対校選手権大会を開催
1976年 2月 5日 ロッキード事件の第1報を朝刊でスクープ。田中角栄前首相逮捕など大汚職事件に発展
1979年11月18日 創刊100周年で第1回東京国際女子マラソン大会
1980年 9月23日 東京本社が有楽町から築地の新社屋に移転。翌日夕刊からコンピューターでの新聞製作開始
1986年 1月 1日 ロンドンで国際衛星版を発行
1987年 5月 3日 阪神支局が襲撃され、記者1人死亡1人重傷。名古屋寮襲撃、東京本社銃撃、静岡支局爆破未遂など警察庁指定116号事件に
1988年 5月24日 週刊「AERA」創刊
1988年 6月18日 リクルート関連会社の株譲渡を巡る川崎市助役の疑惑をスクープ。政財官界に広がる調査報道

平成

1992年 8月22日 東京佐川急便事件をスクープ。自民党の一党支配体制が崩壊に向かう
1995年 1月17日 阪神・淡路大震災。被災地向けにタブロイド判で情報紙面を週1回発行
1995年 8月10日 ネットニュースサイト「アサヒ・コム」開設
2001年 1月 1日 報道と人権委員会が発足
2002年 4月 6日 週末版別刷り「be」創刊
2002年 5月31日 日韓共催サッカーワールドカップ開幕、オフィシャルペーパーに。その後も日本サッカーを支援
2008年10月 6日 地球規模の話題を取材した「GLOBE」創刊 (写真12)
2010年 1月 1日 「しつもん!ドラえもん」がスタート
2010年 9月21日 大阪地検特捜部の主任検事が郵便不正事件の押収資料を改ざんしたとスクープ
2011年 3月11日 東日本大震災。社説特集「原発ゼロ社会への提言」を掲載し、「プロメテウスの罠」を長期連載 (写真13)
2011年 5月18日 「朝日新聞デジタル」創刊
2013年 1月 2日 大阪本社が中之島フェスティバルタワーに移転し新聞製作開始
2013年 5月 7日 「ハフィントンポスト日本版」スタート
2017年10月 「東京銀座朝日ビル」(東京都中央区)完成

 

朝日新聞の題字

 題字の書体は中国・初唐の三大家といわれる欧陽詢(おうようじゅん)が書いた「大唐宗聖観記」の碑から文字を集めて作られました。図柄は、北海道・東京発行の紙面では「朝日ににおう山桜花」の和歌にちなんで桜を使用。名古屋・大阪・西部発行の紙面では葦を使用しています。これは、当時の主幹のあいさつにあった「難波津(なにわづ)によしとあしとをかき分けて」という言葉から取ったとされています。