Journalism 5月号 11日発売

 「Journalism」5月号は「ポスト・トゥルースの深層」を特集しました。

 オックスフォード英語辞典が2016年の言葉として選んだ「ポスト・トゥルース」が世界を覆い尽くす勢いです。英国のEU離脱やトランプ氏の米大統領当選などから、選考理由は「真実や事実よりも個人の感情や信念が重視される米英の政治文化や風潮を表現していると評価された」(共同電)ということでしたが、いまや現代を象徴する言葉になってきています。

 トランプ大統領の当選にはフェイク(偽)ニュースが一役買ったのではという指摘もあります。トランプ氏自身は就任前の記者会見で、気にくわないCNNの記者に対し、「お前のところはフェイクニュースだ」と質問に答えませんでした。フェイクニュースの意味まであいまいになってきています。

 正確な情報より感情が優先し、為政者がうそを交えてまで聴衆を扇動する。こうした状況はポピュリズムではないかとの声も上がっています。一方、マスメディアの信頼が揺らいでいる表れとの指摘もあります。この混沌とした時代をどう読み解くかを考えました。

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