現在位置:asahi.com>文化・芸能>コラム>小原篤のアニマゲ丼> 記事 ドロンジョと鬼太郎は母子だった2008年01月21日 この1月はベテラン声優が大車輪の活躍です。10日から放映が始まった「墓場鬼太郎」は、「ゲゲゲの鬼太郎」の第1シリーズ(68〜69年)、第2シリーズ(71〜72年)と同じキャスト、鬼太郎=野沢雅子さん、ねずみ男=大塚周夫さん、目玉おやじ=田の中勇さんがそろい踏み。田の中さんは第1シリーズから第5シリーズ(07年〜)まで、途切れることなく目玉おやじを演じています。
野沢さんと大塚さんは公開中の映画「ねずみ物語 ジョージとジェラルドの冒険」でも、みみずく役と長老ねずみ役で共演しています。ねずみの冒険といえば思い出す名作「ガンバの冒険」(75年)では、主人公のねずみガンバ=野沢さん、敵のボスである白イタチのノロイ=大塚さん。鬼太郎がねずみで、ねずみ男がイタチです。こういう例を探していくのは楽しいです。 14日に放映が始まったリメーク版「ヤッターマン」も、悪玉トリオを旧作(77〜79年)と同じキャストが演じるのが話題ですが、ドロンジョ=小原乃梨子さん、トンズラー=たてかべ和也さんは、「ドラえもん」(79年〜)旧キャストでは、のび太=小原さん、ジャイアン=たてかべさん。女ボスと子分が、泣き虫とガキ大将です。この2人、「ど根性ガエル」(72〜74年)では、ひろしの母ちゃん=小原さん、ゴリライモ=たてかべさん。そして、のび太のママ=ピョン吉=千々松幸子さん、ひろし=鬼太郎=野沢さん。おっと、「鬼太郎」とつながりました。ドロンジョと鬼太郎は母子だったんですね。 「教師生活25年」の名セリフが記憶に残る「ど根性ガエル」の町田先生=永井一郎さんは、「鬼太郎」にも子泣きじじい役で出たことがあります。ちなみに一反木綿の役で、「ヤッターマン」のボヤッキー=八奈見乗児さんも出演しています。子泣きじじいと来れば砂かけばばあですが、砂かけを数多く演じている山本圭子さんと子泣き=永井さんは、「サザエさん」(69年〜)ではカツオの級友の花沢さん=山本さんと、波平=永井さん。これにサザエ=加藤みどりさんを加えた3人は、「もーれつア太郎」(69〜70年)でア太郎=山本さん、デコッ八=加藤さん、ア太郎の父の×五郎=永井さん。だんだん頭がこんがらがってきました。ちなみに、タヌキみたいな「ココロのボス」はまたもや登場、ボヤッキー=八奈見さんです。 これが、同じ赤塚不二夫原作の「おそ松くん」(66〜67年)では、おそ松=加藤さん、父さん=八奈見さん。そしてエンドタイトルに名前が出ませんが、改めて見返すと六つ子の1人に山本圭子さんの声が入っていることが分かります。 またまた同じ赤塚原作「天才バカボン」第1シリーズ(71〜72年)では、バカボン=砂かけ=花沢=ア太郎=六つ子=山本圭子さん、ハジメちゃん=タラちゃん=貴家堂子さんでした。花沢さんは、「ア太郎」ではサザエさんと親分子分で、「おそ松」ではサザエさんと兄弟で、「バカボン」ではタラちゃんと兄弟。ああややこしい。そしてこの「バカボン」で初代「目ん玉つながりのおまわりさん」を演じたのは、目玉おやじ=田の中勇さん。 ちょうど「目玉」つながりで、また「鬼太郎」に戻りましたところで、おあとがよろしいようで。 プロフィール
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