現在位置:asahi.com>文化・芸能>コラム>小原篤のアニマゲ丼> 記事

小原篤のアニマゲ丼

食べてほしいのアニマゲ丼

2008年02月18日

 以前このコラムの「うまいぞスパゲティ・カリオストロ」で、「アニマゲ丼」という料理も考案してみたいと書きましたが、出来ました「アニマゲ丼」。早い、安い、うまい、そしてヘルシー。実は予告してすぐに思いついたのですが、余りに安直なのでちょっと迷っていました。

写真

材料はこれだけ。ニラは1束の半分くらいを使用

写真

切って割って準備OK

写真

油揚げを炒めます

写真

ちょっと油揚げが焦げましたが、気にしない。ニラも炒めて溶き卵を加えます

写真

出来上がり。みそ汁は夕べの残り

写真

ニラは今が旬。たくさん食べましょう

 休日の昼下がり、息子がじいちゃんと遊びに出かけたので家は静かです。「昼ご飯に『アニマゲ丼』を作ってあげる」とカミさんに言うと「えっ、何か材料あったっけ?」。冷蔵庫からニラ、油揚げ、卵を取り出します。今これを読んでいるあなたの家の冷蔵庫にもありそうなものばかりです。

 今回はカッコつけて親子鍋を使いましたが、フライパンの方がやりやすいです。強火にかけてゴマ油を垂らし、細く切った油揚げ1枚を入れてちゃちゃちゃっと炒めます。次に、ニラ7〜8本を5〜6センチの長さに切って放り込み、ちゃちゃちゃ。酒大さじ1をふりかけアルコールを飛ばし、醤油大さじ1を加え、極弱火にして溶き卵(1個)を回しかけます。箸でかき混ぜ、半熟状態がちょっと残っているあたりで丼のアツアツご飯にかけて出来上がり。3分とかからぬスピード料理です。

 はいよ、とテーブルに出すと「わぁすごい、1人前50円?」。そのくらいかも知れません。

 「うーん、これはうまい。簡単! 健康! オットは主婦(主夫?)の鑑!」。思いつきで作ってみましたが成功のようです。私もひと口。ニラだけだと単調になるところが、揚げが香ばしく卵ともよくからんで、奥行きのある味わいに。

 単品おかずならニラ玉に厚揚げを加えた方がボリュームが出るでしょう。ネットを捜すとそんな料理を紹介するページがいくつかありました。でもそうするとニラが主役でなくなってしまうようでかわいそうですし、ささっとかき込む丼には油揚げの方が軽くていいのではと思います。

 さて「これのどこがアニマゲ丼だ?」と言いますと、アゲとニラタマから文字を拾って「アニマゲ」。安直ですみません。まあ料理の方は間違いなくうまいし誰でも作れますので、ぜひお試しを。

プロフィール

小原 篤(おはら・あつし)
1967年、東京生まれ。91年、朝日新聞社入社。99〜03年、東京本社版夕刊で毎月1回、アニメ・マンガ・ゲームのページ「アニマゲDON」を担当。08年4月から編集局編集センター員。

PR情報

このページのトップに戻る