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誠実に届ける2人の世界 映画「横道世之介」の高良健吾

写真:映画「横道世之介」について語る高良健吾=大阪市北区、中里友紀撮影拡大映画「横道世之介」について語る高良健吾=大阪市北区、中里友紀撮影

 大学入学を機に長崎から上京した青年の1年を軸に描いた映画「横道世之介」(沖田修一監督)が公開中だ。原作は「悪人」「パーク・ライフ」で知られる芥川賞作家、吉田修一の同名の青春小説。不器用でお人よしだが誠実な主人公を高良健吾が演じている。

 1987年春、18歳の世之介(高良)は、入学式で知り合った倉持(池松壮亮)とサンバサークルに入部する。同じ講義に出ていた加藤(綾野剛)からはダブルデートに誘われ、お嬢様育ちの祥子(吉高由里子)と出会う。

 高良と吉高の共演は「蛇にピアス」以来5年ぶりだが、息の合った演技を見せる。世之介が祥子とハンバーグを食べる場面で、壁に掛けていた彼女の帽子がハプニングで落ちてしまうが、そのまま演技を続けた。クリスマスにクラッカーを鳴らして祝うシーンでは、世之介のクラッカーから出た紙吹雪が偶然、祥子が持つクラッカーに飛び込んだ。2人が大喜びする姿はアドリブだ。

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