【井上秀樹】東京・浅草を拠点にする漫才協会が注目を集めている。生え抜き芸人の活躍で知名度が上がり、演芸場での興行日数が倍増。入会を希望する若手も相次ぐ。上方漫才の隆盛を横目で眺めてきた東京漫才が復活する兆しなのか。
国立演芸場(東京・三宅坂)で6月27日にあった「漫才新人大賞」。約300席の会場に立ち見が出るにぎわいだった。ゲストにサンドウィッチマンやハマカーンら人気者が出演。初めて録画放送のためのテレビカメラが入った。
協会が若手を育てるために始め、今年で12回目。協会員以外からも過去最多の160組の応募があり、12組がこの日の決勝に進んだ。楽屋では出演者が直前までネタの打ち合わせをする姿が見られ、緊張感が漂った。