■君は恋人
1960年のデビュー以来、吉永小百合との純愛コンビの誕生、「愛と死をみつめて」の大ヒットなど、順風満帆だった俳優生活に重大な試練が訪れた。
66年の夏。浜田光夫は日活の仕事で愛知県に行き、けんかに巻き込まれてしまう。仕事を終え、一緒に行った葉山良二と名古屋の飲食店で酒を飲み、トイレから出てきた時だ。男が突然、葉山に電気スタンドで殴りかかり、その破片が浜田の右目に。運ばれた病院では手に負えず、名大病院に運ばれた。
「最初はたいしたことないと思ったが、朝までかかった大手術で、失明するかもと言われたほどの重傷でした」